飼育可能な爬虫類の中では大型のテグートカゲ。
可愛らしい顔とそのずんぐりむっくりな体型から人気の高いトカゲですよね。
こちらの記事ではテグートカゲはハンドリングで触れ合ったり人の顔を覚えたりなど、人になつくのかといった内容や、飼育しやすさなどを解説していこうと思います。
こちらの内容では私の体験談なども交えて解説していこうと思いますが、爬虫類の慣れやすさなどには個体差もあるのであくまで参考までにお考えください。
テグートカゲはなつく?ハンドリングは出来るの?
結論を言いますと、飼育しやすくはないがハンドリングは出来ます!
なぜ飼育しやすくないのか、その理由を解説していこうと思うのでこれから飼育を考えている方はぜひ参考に!
また、例外の種類もいるのでそちらも解説していこうと思います。
*縦も横も結構大きくなる
まず、飼育しやすくない第一の理由がかなり大きくなる事です。
大きくなるということはそれなりのケージを用意しなくてはなりません。
ケージのサイズとしては幅180cm以上のケージが理想です。
また、人に飛びつくようなトカゲに育ってしまうと、1m超えのトカゲが飛びついてくる事になってしまいます。
もはや恐怖ですよね。
そうならない為に小さい内から人慣れさせなくてはいけません。
テグーは成長するとかなり大きくなるから、飼育が簡単とは言い難いのじゃ。
*排泄物が臭い
テグーは肉食寄りの雑食性です。
なので排泄物は結構臭いです。
臭さの比較で言えば、私が飼育しているカーペットパイソンとどっこいどっこいといったところですが、排泄する頻度が違います。
割と頻繁に排泄をするのでこまめな掃除をしないと、あっという間にケージから排泄臭が漂う事になってしまいます。
*飼育しやすくはない、しかしハンドリングは出来る!
飼育しやすくない例をあげていきましたが、それを踏まえてもテグーは魅力的なトカゲと言えます。
人の顔を覚えるかどうかは謎ですが、目が合うと舌をチロチロ出してこっちに寄ってきたりはしてくれます。
また、抱っこなどをしても嫌がるそぶりなくされるがままです。
人の手を怖がるどころか、餌かな〜と鼻を押し付けてきます。
比較的慣れやすいテグーは触れ合いたい爬虫類飼育者にはピッタリなのではないでしょうか?
*ハンドリングできないテグートカゲ
テグーはハンドリング出来ると紹介していきましたが、それはレッドテグーやB&Wテグーの話です。
前述した通り例外の種類がいます。
それはゴールデンテグーです。
ゴールデンテグーはレッドテグーやB&Wテグーと比べるとやや小型で顔の系統も少し違います。
ゴールデンテグーは人に慣れることは滅多にないと言われ、攻撃的なテグーとして知られています。
また、例外で言うならば人に全く触られてこなかったテグーもふれあいには向かないと言えます。
他の爬虫類と共生出来る?
ケージ越しであれば共生出来ると言えますが、モニターやイグアナなどと同じ部屋で放し飼いとあれば共生はお勧めしません。
そもそも大半の爬虫類は単独で生息しており群れを形成しないため、彼らには仲間意識というのはほぼありません。
共生におけるストレスやトラブル、万が一の事故や危険を避けるためにも、放し飼いや同じケージ内などにおける爬虫類の共生はお勧めしていません。
テグートカゲはなつく?【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
こちらの記事ではテグートカゲは人になつくのか、また飼育しやすさや他の爬虫類との共生についてを解説していきました。
海外ではドッグテイムテグー(犬のようになつくテグー)と言われるほど、人慣れしやすいと言われるテグーです。
もちろん、爬虫類ですので犬のようにとまではいきませんが、比較的慣れやすいトカゲと言えます。
ただ空腹時のテグーは慣れた個体であっても動くものに飛びついてくることがあるので油断は禁物です。
私も空腹時のテグーに数回噛まれています。
まずは満腹にしてあげてから触れ合うのがお勧めです!