餌をあげようと思ってテグーのケージを開けたら、テグーがとびついてきた!
そんな経験ありませんか?
なかなかに大きいトカゲですので、噛まれたら結構ショックですよね。
そして割と痛いんですよね。
こちらの記事ではテグーが人を噛む原因やその対処法について解説していこうと思います。
ただ爬虫類ですので完全に噛まないようにしつけることは困難です。
なのでこちらの記事では極力噛まれないようにするための方法を解説していこうと思います。
テグートカゲが噛む理由
テグーが人を噛む理由は様々です。
その中でも多い理由は、
- 餌と間違えた
- 怖くて攻撃した
のどちらかではないでしょうか?
また、テグーと一括りにしていますが、その中の種類別に希少や性質が異なるため、飼い主が噛まれやすい種類とそうでない種類がいます。
ゴールデンテグー
人に慣れないと言われているゴールデンテグーは臆病で攻撃的な個体が多いので、割と高確率で噛みついてきます。
そもそもゴールデンテグーはふれあい向きではなく、観賞用のテグーですので、噛む方が一般的と言えます。
B&Wテグーやレッドテグー
B&Wテグーやレッドテグーですと、慣れている個体ならば攻撃的に噛むことは少ないです。
ただ餌と間違えて噛んでしまうことがあります。
B&Wテグーやレッドテグーは基本的に慣れやすいテグーですが、空腹時には見境がなくなると言われています。
顎の力が強いトカゲですので、万が一を考えて慣れている個体でも耳の側で抱っこしないようにしましょう。
大人のテグーであれば耳を引きちぎれるほどのパワーを持っているためです。
耳を食いちぎられないように要注意じゃ!
テグートカゲに噛まれないための対処法
噛まれないための一番安全な方法で言えば、革手袋をすることです。
しかし触れ合うためにいちいち革手袋をするのは手間ですし、せっかく慣れやすいテグートカゲを飼っているのに素手で触れ合えないのは勿体無いですよね。
なので噛まれない触り方のコツを紹介していこうと思います!
*テグートカゲの顔の前に手を持っていかない
先ほども前述した通り、テグーは食に貪欲であり見境がないです。
テグーの目の前で手をひらひらすれば、餌だと勘違いして食いかかってきます。
怖いですね。
そうならないために、テグーを触る時は背中から触りましょう。
自分自身が餌と間違えられないように注意が必要なのじゃ。
*ケージの中で餌をあげない
ケージの中で餌をあげているとケージの扉が開く=餌が貰える、という認識がテグーの中でできあがります。
ケージの中で餌を与える行為を続けていると・・・。
ケージの扉が開く=餌が貰える
と認識されてしまう。
そう認識されると、ケージの扉を開けた時に餌が入ってくると勘違いして飛びかかってくるようになってしまいます。
それを避けるためにテグーに餌をあげるときはケージの外に出してからあげるのがおすすめです。
またそうすることで人に抱っこされる=餌が貰える、という触られる事に対してプラスのイメージがつくようになります。
*テグートカゲを満腹にしてから触るようにする
慣れているテグーが噛み付く大半の理由が餌と間違えてしまうためです。
なので満腹にしてから触るようにすれば噛まれる確率は格段に減ります。
また、私が飼育しているB&Wテグーは餌と勘違いして噛む前に、鼻息を荒くするという前兆を見せます。
おそらく餌かどうかを判断しているのだと思いますが、この行動をした際にはまず間違いなく噛まれます。
このように、この行動をしたら噛むというのを見極めることも大切です。
テグーが満腹になると噛まれるリスクは激減するのじゃ。
*テグートカゲが威嚇している時は無理に触らない
生き物ですのでテグーにも機嫌があります。
また、慣れていない個体などは大口を開けて威嚇したり、触って欲しくない、近づいて欲しくないということをアピールします。
こういった行動が見られた際には無理に触らず、別の機会に少しずつ触れ合い距離を縮めていきましょう。
テグートカゲが噛む理由と対策【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
今回の記事ではテグートカゲが噛む原因や、噛まれないための対処法などを紹介していきました。
B&Wテグーやレッドテグーは比較的慣れやすいテグーとして知られていますが、絶対に噛まないということはないです。
また、噛まないようにしつけをするということも困難です。
噛まれないようにするには、テグートカゲが噛む前兆を見極めることが大切です。
また、ゴールデンテグーは人慣れしにくいトカゲで噛んできて当然と言われるくらいですので、絶対噛まれたくないという方にはおすすめできません。