テグートカゲ|飼い方・種類・値段・販売情報まとめ– category –

トカゲテグー
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テグートカゲは1mを超える迫力ある体格と、意外なほど人に懐く性格が魅力の大型爬虫類です。

レッドテグーやアルゼンチンB&Wテグーなど複数の品種が存在し、性格や体色もさまざま。

この記事ではテグートカゲの特徴・種類・飼い方・販売価格の目安までを総合的に解説し、各項目の詳細は関連ページへとご案内します。

これからテグートカゲをお迎えしたい方や、飼育に不安がある方はぜひご参考にしてください。


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目次

テグートカゲとは?

テグートカゲとは南米原産の大型トカゲで、成体では全長1m~1.5mに達します。

筋肉質な体つきに加え、知能が高く、人に懐きやすいことでも知られています。

ペットとして人気が高まったのは比較的最近で、SNSなどでの露出をきっかけに注目されるようになりました。

見た目は迫力がありますが、個体によっては非常に温厚で、犬のように飼い主に寄り添うことも。

特にレッドテグーやアルゼンチンブラックアンドホワイト(B&W)テグーは、人慣れしやすいことで人気があります。

ちなみに、正式名称はテグートカゲではなく「テグー」です。

名前の響きが似ている「デグー(げっ歯類)」とよく誤解されるため、分かりやすくするためにテグートカゲと呼ばせていただいています。

テグーは爬虫類、デグーは哺乳類です。

テグートカゲの代表的な種類【見た目や性格の違い】

ペットとして流通しているテグートカゲは大まかに分けて以下の4種類です。

アルゼンチンB&Wテグー

白黒のはっきりとした縞模様が特徴で、アルゼンチンブラックアンドホワイトテグー(B&Wテグー)の名前でも知られています。

賢くて人慣れしやすいため、飼育者と信頼関係を築きやすいのが魅力。

温厚な個体も多く、テグートカゲの初心者から中級者まで幅広く人気の高い種類です。

レッドテグー

レッドテグーは全身が赤みを帯びた美しい体色を持ち、性格は比較的温厚で人にも懐きやすいとされています。

飼い主の手から餌を食べるほどベタ慣れする個体も多く、初心者にもおすすめの品種です。

成体になると1mを超えるため、飼育スペースの確保は必須です。

ブルーテグー

ブルーテグーは青みを帯びた体色が特徴で、希少性もあり爬虫類ファンの間では“通好み”の存在として知られています。

国内での流通量は少なく、情報も限られているため、ある程度の飼育経験がある方向け。

気性や慣れやすさには個体差があります。

ゴールデンテグー

ゴールデンテグーは黄色がかった体色が印象的で、他のテグーに比べるとやや小柄で顔つきも異なります。

性格は神経質な面が強く、人に懐く個体はかなり稀。観賞用として楽しみたい方や、上級者向けの品種として知られています。

寿命も他種よりやや短めです。

テグートカゲの飼い方|必要な設備と基本の世話

テグーは全長1mを超える大型トカゲであるため、飼育には広めのスペースと専門的な設備が必要です。

ここでは飼育に欠かせない基本の道具や世話のポイントを、各詳細ページへの案内とともに紹介します。


テグーのケージについて

テグーは1m〜1.5m程になる大型のトカゲなので飼育ケージも大きめのものを用意する必要があります。

幼体の時は幅60cmや幅90cmのものでも飼育可能ですが、大人になった際には最低でも幅120cm、奥行き60cmぐらいのものが必要になります。

幅180cm以上であれば理想と言えます。


👉 詳しくはこちら:テグーのケージについて

床材

床材はペットシーツなどでも飼えますし掃除が便利です。

しかしテグーは潜るのが好きなトカゲなのでハスクチップなどの方が向いています。

バスキングライト

テグートカゲは昼行性なので、バスキングライトが必要です。

メタハラなど強めのバスキングライトを用意するのが理想的です。

保温ライト

部屋の温度を保ったり、テグーが餌を消化する際に必要です。

シェルター

前述の通り潜るのが好きなので、コルク樹皮などのシェルターを入れて置くとよく潜ります。

私が飼育しているテグーもよくハスクチップに埋もれながらコルク樹皮の下で眠っています。

水入れ

テグートカゲは比較的水が好きなトカゲなので、体が収まるくらいの水入れが理想的です。

ただパワーがあり、よくひっくり返して溢すのでタッパーよりはそこそこ重量のある水入れがおすすめです。

ホットスポットに置くレンガなど

バスキング中にお腹を温めるために必要です。

これもそこそこ重量のあるものでないと、あらぬ方向にひっくり返されます。


テグートカゲの餌について

テグーは肉食寄りの雑食で、成長段階に応じて餌の内容や頻度を変える必要があります。

昆虫、マウス、鶏肉、野菜など多彩な食材が与えられますが、与え方を誤ると偏食や肥満の原因にもなるため注意が必要です。

👉 詳しくはこちら:テグーの餌について


テグートカゲはなつくの?

テグーは知能が高く、人に懐く個体も多くいます。

ただし、個体差も大きく、信頼関係を築くには時間と根気が必要です。

スキンシップや餌やりの工夫次第で、犬のように慣れる子もいます。

👉 詳しくはこちら:テグートカゲはなつくの?


テグートカゲが噛む理由とは?

温厚に見えるテグーでも、空腹時や警戒心が強いときには噛むことがあります。

特にケージ越しの給餌習慣には注意が必要です。

噛み癖を防ぐためのコツや、飛びつきを防ぐ工夫について解説しています。

👉 詳しくはこちら:テグートカゲが噛む理由とは?

テグーに適した環境

テグーに適した温度は約23度と言われています。

ボールパイソンやフトアゴヒゲトカゲなどに比べるとかなり低温ですが、逆に暑すぎると夏バテのような状態になり、餌食いが落ちます。

湿度を保つ為に朝に部屋全体を霧吹きしてあげましょう。


テグートカゲの寿命や成長スピードは?

テグートカゲの平均寿命は10年〜15年程度とされており、飼育環境や個体の健康状態によって差が出ます。

飼育下ではストレスや栄養バランスを適切に管理することで、より長生きさせることも可能です。

また、テグートカゲは成長が早く、1年ほどでかなり大型化するため、早い段階から適切なケージサイズと給餌計画が求められます。

ベビーのうちは可愛らしくても、成体になると迫力満点のトカゲへと成長することを想定しておきましょう。

👉 詳しくはこちら:テグーの寿命について


テグートカゲの値段は?どこで買える?

テグーの販売価格は品種・サイズ・個体の状態によって大きく異なります。

以下におおよその価格相場をまとめました。

アルゼンチンB&Wテグー

もっとも流通が多く、ベビーで2〜3万円前後。

人慣れしたヤング個体では5万円〜10万円ほどが相場です。

レッドテグー

B&Wよりやや高めで、ベビーで3〜5万円前後。

色味が美しく慣れやすい個体は10万円以上することもあります。

ブルーテグー

希少種のためベビーでも10万円前後から。状態が良く大きめの個体は20万円以上になることも。

アルビノ個体はさらに希少性が高く、30〜50万円以上で販売されるケースもあります。

ゴールデンテグー

流通量が少なく野性味が強いため、ベビーの流通は稀。

飼育難易度が高く、あまり需要がないため希少性の割に価格は高額ではなく3万円程度で販売されていることが多いですが、状態により変動します。


販売場所としては、爬虫類専門ショップイベント(レプタイルズショー等)個人ブリーダーからの直販などがあります。

最近はネット販売も増えていますが、実物を確認できないリスクがあるため、できれば実店舗での購入がおすすめです。

また、初期費用として飼育設備に5〜10万円程度かかることも念頭に置いておきましょう。


⚠️テグートカゲは初心者でも飼える?注意点まとめ

テグートカゲは人に懐く個体も多く、飼育に成功すれば非常に愛着の湧くペットになりますが、決して初心者向けの“気軽なトカゲ”ではありません。

最大で1.5m近くに成長し、広いケージや高温・高湿度を維持するための設備も必要です。

また、給餌量や温度管理を誤ると肥満や拒食の原因になりやすく、飼い主との信頼関係も一朝一夕には築けません。

空腹時には勢いよく飛びつく個体もおり、安全面でも一定の注意が必要です。

それでも「広いスペースを確保できる」「毎日の世話を丁寧にこなせる」という方にとっては、犬のように懐く唯一無二の存在になることも。

知能が高く、アイコンタクトやボディランゲージで通じ合える魅力がテグーにはあります。

大型トカゲを飼う責任を理解したうえで、しっかりと準備してお迎えすれば、かけがえのないパートナーとなってくれるはずです。

動くものをエサと思う

小さいうちから生きた餌だけをあげていると、動くものを餌だと思ったまま大きくなってしまいます。

そのまま成長してしまうと、動くものに飛びつくトカゲになってしまうので、小さいうちから冷凍コオロギなどに慣らしていきましょう。

お腹が空くと見境がなくなるトカゲです

筆者の飼育しているテグートカゲも普段は人慣れした大人しい子なのですが、お腹が空いた時はすごい勢いで飛び付いてきます。

攻撃的な意思はなく、餌だと思って飛び付いてきているだけなのですが、顎の力が強いので噛まれると結構痛いです。

飛びつかないトカゲにするためのコツは?

1m超えのトカゲがケージの扉を開ける度に飛んできたらたまったもんじゃありませんよね。

そうならないコツとしては、餌をケージの中であげないようにすることです。

ケージの中で餌をあげると、扉が開く=餌が来るという解釈がテグーのなかで出来上がってしまいます

そうならないコツとして、テグーをケージから一旦出して餌をあげます。

また、そうすることで触られる=餌が来るというテグーの中で触られる事にプラスのイメージが出来るので、人慣れした個体になりやすいです。

テグーの飼い方【まとめ】

テグートカゲはその大きな体と賢さ、そして人に懐く性格から「犬のようなトカゲ」とも呼ばれる魅力的な爬虫類です。

一方で、広い飼育スペースや設備投資、個体ごとの性格差など、飼育にはしっかりとした準備と覚悟が必要です。

この記事では、テグートカゲの基本情報から飼い方、種類ごとの違いや注意点までを幅広く解説しました。

さらに詳しい情報は、各特集ページをぜひご覧ください。

あなたとテグーの暮らしが素晴らしいものになりますように。

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