ブルーイグアナ|飼育方法や特性のまとめ– category –

イグアナブルーイグアナ
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ブルーイグアナは、鮮やかな青みがかった体色と穏やかな性格で、爬虫類好きの間でもとても人気の高いペットです。

初めて飼育する方にとっては、「どんな環境を整えればいいの?」「ごはんは何をあげるの?」など、分からないことも多いかもしれません。

この記事では、ブルーイグアナの魅力を紹介しつつ、初心者の方でも安心して飼育を始められるように、必要な設備や日常のお世話のポイントまで、わかりやすく解説しています。

ブルーイグアナとの暮らしを楽しくスタートさせるためのヒントが満載ですので、ぜひ最後までご覧ください!

※本記事で取り上げる「ブルーイグアナ」は、ケイマン諸島に生息する希少な野生種(Cyclura lewisi)ではなく、ペットとして流通しているブルー系のモルフを持つグリーンイグアナ(Iguana iguana)を指しています。

市場や飼育界隈では「ブルーイグアナ」という名称で流通しており、多くの飼育者がこの名称で認識しています。

本記事でもこの通称に合わせて「ブルーイグアナ」という表記を用いていますが、正式な分類上はグリーンイグアナの一種であることをご理解ください。

ブルーイグアナは販売されている?の記事では「ブルーイグアナ」がそのように呼ばれている裏事情(?)についても詳しく解説しているので参考にしてください。


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目次

ブルーイグアナとは?

ブルーイグアナの基本情報

本記事で扱う「ブルーイグアナ」とは、ブルー系の体色を持つモルフのグリーンイグアナ(Iguana iguana)を指します。

名前こそ「ブルーイグアナ」と呼ばれることがありますが、正確にはケイマン諸島に生息する野生種(Cyclura lewisi)とは異なり、ペットとして流通している改良品種です。

ブルーイグアナ(ブルーモルフのグリーンイグアナ)は、青みがかった美しい体色が大きな魅力で、光の加減によって輝くような青さを見せることもあります。その見た目の美しさから、観賞用としても非常に人気があります。

体長は成長すると1.5〜2メートルほどに達することもあり、しっかりとした飼育スペースが必要です。性格は比較的穏やかで、人に慣れやすく、日々のお世話を通じて信頼関係を築けるのも魅力のひとつです。

草食性で、野菜や果物を中心に食べるため、肉食系の爬虫類よりも餌の準備がしやすいのも初心者にとって嬉しいポイントです。

寿命も長く、15〜20年程度生きる個体も珍しくありません

そのため、長期的な飼育計画と責任を持ったお世話が求められます。

他の爬虫類との違いと特徴

コオロギを食べるフトアゴヒゲトカゲ

ブルーイグアナは、その鮮やかな青色の体色・大型の体格・穏やかな性格・草食性という点で、他の爬虫類とは一線を画します。

特に色合いはブルーイグアナの最大の特徴で、見る角度や照明の具合によって美しい青色が際立ち、ペットとしての存在感も抜群です。

また、昆虫などを主食とする爬虫類が多い中、ブルーイグアナは完全な草食性。

野菜・果物などの植物性の餌を食べるため、昆虫の管理や冷凍マウスの準備などが苦手な方にも扱いやすい種類です。

そして、成体になると非常に大きくなる点も特筆すべき特徴で、最大で2メートル近くに達するその姿は圧巻。

大きな身体とおだやかな性格のギャップが魅力的で、長く付き合うパートナーとして最適な存在です。

ブルーイグアナの大きさについて

ブルーイグアナは、飼育される爬虫類の中でも特に大型に成長する種類です。

子どものうちは手のひらサイズでも、成長とともに全長1.5〜2メートル前後に達することもあり、ケージや生活空間に十分な広さが求められます。

サイズ感を誤って認識していると、後になって「こんなに大きくなるなんて…」と驚くことも少なくありません。

飼育を検討する段階で、将来的な大きさとスペース確保の重要性を理解しておくことが大切です。

成長速度や平均サイズ、オス・メスの違いなど、ブルーイグアナの大きさに関する詳細は、以下の記事で詳しく解説しています。

👉 ブルーイグアナの大きさはどれくらい?成長過程や最大サイズを解説

参考になるyoutuberさんの動画があったので共有します。

ブルーイグアナの購入と価格の相場

本物のブルーイグアナはほとんど流通しておらず入手不可能に近い状態です。

一方、ブルーイグアナ(ブルー系のグリーンイグアナ)は、爬虫類専門店や通販サイトで販売されており、価格は数万円〜十数万円程度が相場です。

発色や血統によって価格差が大きく、希少な個体は高額になることもあります。

購入時の注意点や詳しい価格帯、販売の実情については、下記のページで詳しくまとめています。

👉 ブルーイグアナは販売されている?通販・値段相場と購入前の衝撃の注意点を解説!

ブルーイグアナ飼育を始めるための準備

必要な飼育環境と設備

ブルーイグアナを健康に飼育するには、広さと高さのある飼育スペースと、自然に近い環境を再現する設備が欠かせません。

ケージの大きさ

ブルーイグアナは成長すると全長1.5〜2メートルに達する大型トカゲです。

そのため、最低でも高さ120cm×幅150cm×奥行き90cm以上のケージを用意する必要があります。

高さのあるレイアウトを組み、木の枝やシェルフを設置して上下運動できる構造にすることで、ストレスや運動不足を防げます。

床材

床材には、新聞紙やペットシーツ、爬虫類専用シートなどを使用すると清掃がしやすく、衛生的に保ちやすいです。

より自然な見た目を演出したい場合は、ヤシガラ土や樹皮チップを使ったレイアウトも検討できますが、誤飲などのリスクを避けるため注意が必要です。

健康に暮らせるスペース

ブルーイグアナは見た目にも美しい生き物なので、観賞性の高いおしゃれなレイアウトを目指すのも楽しみ方のひとつです。

ただし、最優先はイグアナが快適に過ごせること

温度管理や登れる場所の確保など、機能性を犠牲にしない設計が重要です。

正しい設備を整えることは、ブルーイグアナの健康と長寿につながります。

飼育の第一歩として、まずは十分なスペースと基本設備の準備から始めましょう。

参考になるyoutuberさんの動画があったので共有します。

イグアナ部屋について

ブルーイグアナは成長すると全長が2メートル近くになる大型のトカゲです。

そのため、通常の爬虫類用ケージではスペースが不足するケースがほとんどです。

特に成体になると、身体を伸ばして移動できるだけの広さと、高さのある環境が必要になります。

その結果、「イグアナ部屋」と呼ばれる専用の飼育スペースを設ける飼育者も少なくありません。

これは文字通り、一部屋を丸ごとイグアナのために使うスタイルで、人間がペットと同居するような感覚になります。

イグアナ部屋を作る場合は、以下のようなポイントを押さえる必要があります。

  • 室温・湿度の管理(エアコン・加湿器などの導入が前提)
  • 脱走・事故を防ぐための安全対策(配線や家具の保護、扉や窓の施錠)
  • 紫外線ライト・バスキングライトなどの照明設備の設置
  • 登れる構造物の設置(棚や流木、キャットタワーなどを応用するケースも)

また、人間の生活空間との共存になるため、衛生面や匂い対策も重要です。

掃除しやすい床材を選ぶ、排泄場所を固定する、といった工夫が求められます。

ブルーイグアナのように長寿かつ大型に育つ生き物を飼育する場合は、最初から「将来的にはイグアナ部屋を作るかもしれない」という視点で飼育環境を計画しておくと安心です。

ケージ飼育から始め、成長に応じて部屋飼いに移行するのが一般的な流れですが、スペースに余裕がある方は、初めからイグアナ部屋を想定した設計を検討してみましょう。

ブルーイグアナの餌について

ブルーイグアナは完全な草食性で、野菜や果物を中心にした食事管理が必要です。

肉類や昆虫などを与える必要はなく、植物性の餌のみで健康を保つことができます。

主食としては、小松菜・チンゲン菜・カボチャなどの葉物野菜や根菜類が基本で、果物はご褒美程度に与えるのが適切です。

また、カルシウムやビタミンのバランスを取るために、爬虫類専用のサプリメントを振りかけて与えることも重要です。

食材の種類や与え方、量の目安など、詳しい情報は下記の専用ページにて紹介しています。

毎日の食事管理で迷ったときの参考にしてください。

👉 ブルーイグアナの餌まとめ|おすすめの野菜と果物、与え方のコツ

水分管理

水分補給も忘れてはいけません。

ケージ内には常に清潔な水を用意し、こぼれた場合はすぐに交換しましょう。

ミストを定期的に吹きかけることで湿度を保ちつつ、水分摂取を促すことができます。

イグアナは葉物野菜からも水分を摂取するため、みずみずしい野菜を与えることも重要です。

このように、餌と水分の管理を徹底することで、ブルーイグアナの健やかな成長を支えることができます。

温度の管理方法

ブルーイグアナを健康に育てるためには、適切な温度と湿度を維持することが大事です。

ブルーイグアナは熱帯地域の生物で温度は体温調節や代謝に直接影響するため、日中は30〜35℃、夜間は25℃前後を目安に調整します。

特に、バスキングスポットと呼ばれる温まるための場所をケージ内に設け、専用のヒートランプで局所的に高温を作ることが重要です。

参考になるyoutuberさんの動画があったので共有します。

また、紫外線ライト(UVBライト)は、カルシウム吸収を助けるために欠かせません。12時間程度の照射が理想的です。

湿度の管理方法

湿度は50〜70%を保つのが理想的です。

湿度が低すぎると脱皮不全や呼吸器疾患のリスクが高まるため、定期的にケージ内にミストを吹きかけて湿度を維持しましょう。

また、水皿を設置することで自然に湿度が上がり、イグアナが飲み水としても利用できます。

これらの管理を簡単に行うためには、デジタル式の温湿度計を使用するのがおすすめです。

正確な数値を確認することで、必要に応じて設備を調整できます。

快適な環境を整えることで、ブルーイグアナの健康を守りながら飼育を楽しめます。

続いてはブルーイグアナの生態について書いていきます。

湿度は50〜70%を保つ

ブルーイグアナの寿命を延ばすコツは「事故を防ぐこと」

ブルーイグアナの寿命は15〜20年ほどといわれていますが、それは「健康に問題がなかった場合」の話。実際には、事故や管理ミスによって若くして命を落とすケースも少なくありません。

ここでは、寿命を縮めてしまう主な原因と、その対策を紹介します。
長生きしてもらうためには、健康管理はもちろん「危険を遠ざける環境づくり」も大切です。


脱走による事故死

意外と多いのが、飼育ケージや部屋からの脱走。

扉の閉め忘れや隙間からのすり抜けによって、家の中や外に逃げてしまい、落下・踏まれる・事故に遭うなどのリスクが高まります。

➡ 鍵付きの扉や隙間のない設計に加えて、開閉時の確認を徹底しましょう。


誤飲による窒息・腸閉塞

飼育スペースに落ちていた異物(布・金具・観葉植物の葉・床材など)を誤って飲み込んでしまうケースも非常に危険です。

ブルーイグアナは食欲旺盛なため、食べられない物でもかじってしまうことがあります。

➡ 誤飲しやすい小物を置かない、床材を誤飲しにくいものにするなどの配慮が必要です。


高所からの転落

登り木や棚などを設置している場合、不安定な場所からの転落事故にも注意が必要です。

骨折や内臓損傷により、命に関わることもあります。

➡ 登りやすく、かつ安定感のある構造を用意し、滑りやすい材質は避けましょう。


熱中症・低体温症

温度管理の失敗による熱中症(暑すぎ)や低体温(寒すぎ)も命に関わるリスクです。

特に夏場の室温上昇、冬場の保温不足は要注意。

エアコン・保温器具・サーモスタットの併用が基本です。

➡ 日中30〜35℃、夜間25℃前後を維持できるよう、温度計の設置と自動管理を徹底しましょう。


脱皮不全や目の損傷

湿度不足や紫外線不足により脱皮不全や目の障害が起きることもあり、それが元で体調を崩して命を落とすケースもあります。

➡ 紫外線ライト(UVB)・加湿器の設置、そして定期的なケージ内環境のチェックを。


「寿命を延ばす=栄養管理」だけではなく、事故のリスクをゼロに近づけることが、結果的に長生きにつながります。
しっかり飼育するのはもちろんですが、それ以前に「命を奪う環境を排除すること」が何よりも大切です。

ブルーイグアナの飼育中トラブル事例と対処法

ブルーイグアナの飼育中に発生しやすいトラブルには、健康問題や行動上の課題があります。

これらを未然に防ぐ、または迅速に対応することが飼育成功の鍵です。

食欲不振

ブルーイグアナが餌を食べない場合、ストレスや環境変化が原因の可能性があります。

まず、温度や湿度が適切に管理されているか確認しましょう。

特にケージ内の温度が低すぎると、代謝が低下して食欲が減退します。

また、新しい環境に慣れるまで時間がかかることもありますので、落ち着いた環境を整え、無理に餌を与えようとしないでください。

脱皮不全

湿度不足が原因で、ブルーイグアナが完全に脱皮できない場合があります。

この場合は、ケージ内の湿度を50〜70%に維持し、定期的にミストを吹きかけて湿度を補充してください。

さらに、水浴び用の浅い皿を用意することで、自分で湿度を補える環境を作ることも効果的です。

参考になるyoutuberさんの動画があったので共有します。

攻撃的な行動

繁殖期のオスは攻撃的になる場合があります。

これを抑えるためには、ケージ内の環境を見直し、ストレスを減らすことが大切です。

遮光性のあるケージカバーを使って視覚的な刺激を減らす、静かな場所にケージを設置するなどの工夫が有効です。

これらのトラブルは、適切な知識と環境管理によって防ぐことができます。

日々の観察を通じて早期に異常を発見し、対応する習慣を身につけることが、ブルーイグアナとの健やかな生活を支えるポイントです。

参考になるyoutuberさんの動画があったので共有します。

環境の変化に気づかない

ブルーイグアナは環境の変化に敏感です。

例えば、温度や湿度の急激な変化が健康に影響を与えることがあります。

日々の観察を怠らず、温湿度計を活用して適切な数値を保つようにしましょう。

接し方を間違える

初心者は、ブルーイグアナと過剰に触れ合おうとすることがあります。

しかし、急な接触や無理な抱っこは、ストレスの原因となり、攻撃的な行動を引き起こすこともあり、まずは距離を保ち、ブルーイグアナが環境や飼育者に慣れるまで時間を与えることが重要です。

参考になるyoutuberさんの動画があったので共有します。

餌の与え方を誤る

適切な食事が提供されないと、栄養不足や健康問題を引き起こします。

ブルーイグアナには、草食性に適した新鮮な野菜や果物を与え、必要に応じてカルシウムやビタミンのサプリメントを追加しましょう。

これらのポイントを押さえることで、ブルーイグアナとの生活をよりスムーズに楽しむことができます。

正しい知識と配慮をもって接することで、豊かな時間を共有できるでしょう。

まとめ|ブルーイグアナとの暮らしは“覚悟と工夫”がカギ

ブルーイグアナ(ブルー系グリーンイグアナ)は、その美しさと穏やかな性格で非常に魅力的なペットですが、大型・長寿・草食性・温度管理の必要性など、飼育には十分な知識と準備が求められます。

成長後はケージだけでは収まらず、一部屋を丸ごと使う「イグアナ部屋」が必要になることもあります。見た目の可愛さだけでなく、将来的なサイズや寿命、日々の管理まで見据えて飼う覚悟が必要です。

一方で、しっかりと環境を整え、安全に配慮した空間を作ってあげれば、ブルーイグアナは長年にわたってかけがえのない存在になってくれるはずです。

この記事が、あなたとブルーイグアナの理想的な暮らしの一歩になれば幸いです。

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