【画像】青大将に毒はない?噛み跡で有毒ヘビとの見分け方と対処法を解説!

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青大将は体長が長く、模様も派手なため「もしかして毒ヘビ?」と不安に思う方も多いかもしれません。

しかし、青大将は毒を持たない無毒のヘビで、性格もおとなしく臆病です

人に向かって積極的に攻撃することはめったになく、万が一噛まれても重大な症状が出ることはありません。

ただし、野生動物なので噛まれた場合は必ず傷口を消毒し、異常があれば医療機関を受診するようにしましょう。


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目次

青大将に毒はある?見た目とのギャップに注意

青大将は体が大きく、模様もはっきりしているため、「毒を持っているのでは?」と心配になる方も多いかもしれません。

しかし、青大将は毒を持たない無毒のヘビです。

性格もおとなしく臆病で、人を攻撃することはほとんどありません。

人の家に入り込むこともありますが、基本的にネズミなどを食べる益獣であり、人間にとっては危険性の低い存在です。


青大将と見間違えやすいヘビは?

青大将と見た目が似ていて、毒を持っているヘビには以下のような種類がいます。

マムシ

体長は50~60cmほどで太く短く、銅色がかった体にジグザグ模様があるのが特徴です。

毒は強力で、噛まれると腫れや激痛を引き起こします。

ヤマカガシ

全長60~120cmほどで、黒や緑のまだら模様に赤や黄色が混ざる派手な体色をしています。

奥歯に毒腺があり、マムシの3倍以上の毒性を持つとも言われています。

湿地や田んぼ、水辺などでも見られ、攻撃性は高くありませんが、無理に捕まえようとすると噛まれることがあります。


青大将に噛まれたときの対処法

青大将に毒はないため、噛まれたとしても基本的には大きなトラブルになることはありません

見た目は怖いかもしれませんが、落ち着いて対処すれば問題ないケースがほとんどです。

噛まれたときの基本対応

  • 傷口を流水でしっかり洗い、消毒する
  • 出血している場合はガーゼなどで止血する
  • その後、腫れ・痛み・内出血などの異常がないか経過を観察する

噛まれた部位が腫れてきたり、激しい痛みや熱感がある場合は、念のため医療機関を受診してください。

感染症や稀にアレルギー反応が出る可能性もあります。

小さな子どもが噛まれた場合は?

乳幼児や小学生などの子どもが噛まれた場合も、基本的な処置は大人と同じです。

ただし、皮膚が薄く傷が深くなりやすいため、出血が多かったり、痛みが長引く場合は念のため受診をおすすめします。

また、子どもは恐怖でパニックになりやすいため、まずはしっかり落ち着かせてから処置を行いましょう。

犬や猫などペットが噛まれた場合は?

犬や猫などのペットが青大将に噛まれることもあります。


この場合も毒はないため致命的な影響はほとんどありませんが、以下のような点に注意してください。

  • 傷口を確認し、軽く水で流す
  • 舐めすぎたり掻きむしったりしないよう注意する
  • 傷が深い、または元気がない・食欲がないなど異常があれば動物病院へ

また、ペットが青大将を攻撃しようとして逆にやられるケースもあるので、散歩中などは不用意にヘビに近づけないようにしましょう。


離さない場合の対処法

まれに青大将がしっかりと噛みついて離さないこともあります。

このときは無理に引きはがそうとせず、後頭部のあたりをつかんで口をゆっくり開かせるようにしましょう。

それでも離れない場合は、顔に水をかける、川やバケツに頭だけを沈めるなどして呼吸を一時的に妨げると、自分から離してくれることがあります。


万一、毒ヘビに噛まれた場合の応急処置

誤ってヤマカガシやマムシなどの毒蛇に噛まれてしまった場合は、迅速な対応が命を左右することもあります。

見分けるポイント

  • 毒ヘビの場合:噛み跡が2か所にくっきりと残る(毒牙痕)
  • 無毒ヘビの場合:歯の痕が複数あるが、毒牙痕はない

マムシは腫れや激しい痛みがすぐに現れますが、ヤマカガシの場合は初期症状が軽いため、噛まれた直後は油断しやすいのが特徴です。

応急処置のコツ

ポイズンリムーバー


  • 毒を体内に広げないよう安静にする
  • 患部より心臓に近い部分を縛らない(血流を止めすぎない)
  • 持っていればシリンジやポイズンリムーバーなどで傷口を吸引し、毒の侵入を少しでも防ぐ

特に子どもや体格の小さい方は毒の影響が強く出やすいため、すぐに救急対応を取りましょう。


まとめ|毒の有無を見極めて冷静に行動を

青大将は無毒で、人に対しては非常におとなしいヘビです。

噛まれても基本的には消毒で済みますが、傷の状態によっては病院を受診しましょう。

一方、ヤマカガシやマムシなどの毒蛇に噛まれた場合は、見た目だけで判断せず、噛み跡・症状・行動パターンなどから見極めることが大切です。

山や水辺に入るときは、シリンジや応急処置セットを携帯しておくと安心です。

冷静な対応が被害の拡大を防ぎます。

\ ついでにこれも読んでいけ。 /
いや、読んでくださいお願いします(土下座)

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