カーペットパイソンの性格は荒い?噛む危険性と飼い主が知っておくべき対策も解説

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ボールパイソンやコーンスネークに比べ、やや野性味があり大きめな体を持つカーペットパイソン。

「性格が荒い」「噛まれることがある」といった声もあり、飼育を検討している方には不安材料かもしれません。

しかし実際には、成体の多くは温厚で人懐っこくなることもあり、ポイントを押さえれば安心して飼えるヘビです。

本記事ではカーペットパイソンの性格の実態や、噛まれるリスク、対処法まで飼育者目線で詳しくご紹介します。

カーペットパイソン|飼育方法と種類・生態についてまとめ


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目次

ペットとして飼われるヘビの性格とは?

そもそも一般的に飼われているヘビとはどんな性格でしょうか?

恐らく、多くの方が抱いているのは

  • 怖い
  • 人を噛む

といったイメージだと思われます。

けれどボールパイソンやコーンスネークなど実際にペットとして飼われている大半のヘビは「温厚」であり「臆病な性格」をしています。

基本は人に噛みつく前に隠れてしまう子が多いです。

しかし、神経質な種類や個体だと人を外敵とみなして飛び付いてくるケースもあります。

カーペットパイソンは本当に性格が荒い?噛む理由を解説

ボールパイソンやコーンスネークは比較的穏やかな性格。

なら、カーペットパイソンはどうでしょう?

結論としては「噛むこともあります」

しかし、それは一概に人に対して敵意を向けたから、という理由だけではありません。

事実私も敵意なく噛まれた経験はあります。

参考になるyoutuberさんの動画

カーペットパイソンの性格

大人になったカーペットパイソンの多くは温厚な性格をしています。

なら何故荒いと言われるのか?

恐らくそれは幼体の性格と関係あると思われます。

幼体の時は確かに神経質で警戒心が高く、少し荒っぽいです。

しかし、大半の子は大人になるに連れて警戒心が薄れていき、穏やかになっていきます。

なのでカーペットパイソンの性格は、幼体の時は少し荒く、大人になるに連れて穏やかになっていくという子が多いです。

博士

幼体の頃のカーペットパイソンは神経質で警戒心が強いのじゃ。

ヘビが人を噛む多くの原因

ならどうして私は噛まれたのか?

これには飼育者としての配慮不足が関係しています。

ヘビは視力が悪く、物を視認することがあまり得意ではありません。

獲物を捕らえる時はほとんど匂い頼りになります。

そして私は、それを知りながらヘビのご飯であるマウスを触った手でカーペットパイソンに近づいたのです。

当然ながら噛まれます。

ペットのヘビが人を噛む多くの理由はご飯と間違えて噛んでしまうことです。

博士

飼い主の手を餌と誤って噛んでしまう事があるのじゃ。

勿論、それが全てではありません。

機嫌が悪くて触って欲しくない時や、自己防衛の為に噛む事もあります。


モルフやロカリティによって性格の違いはある?

結論から言えば、カーペットパイソンの性格はモルフ(色彩・模様のバリエーション)やロカリティ(地域個体群)によって大きな違いはありません

例えば、ジャガー、ゼブラ、アザンティック、キャラメルなどのモルフは色や模様が異なるだけで、性格的な差は基本的に遺伝的に固定されているものではないとされています。

また、コースタルやダイヤモンド、インランド、ジャングルなどのロカリティ(地域タイプ)についても、性格に極端な差は見られません。

多少の傾向が語られることはあっても、個体差や飼育環境・ハンドリング経験のほうが性格形成に与える影響は大きいです。

つまり、「このモルフは荒いからやめたほうがいい」「この地域個体群は穏やか」といった情報は、あくまで一部の印象論に過ぎないことが多いのです。

最終的な性格や慣れやすさは、飼い主の接し方や環境によって大きく変わるという点を覚えておくと、モルフ選びで過度に不安になる必要はありません。


他のヘビと比べて性格や噛むリスクはどうなの?

カーペットパイソンの性格を判断するうえで、他の一般的なヘビと比べてみるとイメージがつかみやすくなります。

ここではアオダイショウ・ボールパイソン・コーンスネークと比較してみましょう。

アオダイショウとの比較

アオダイショウは日本の野生にも生息しており、見かけたことがある人も多いかもしれません。

性格には個体差が大きく、野生由来の個体は警戒心が強く荒い傾向があります。

ペットとして繁殖されたCB個体は比較的落ち着いていますが、それでも慣れていないうちは噛まれることも珍しくありません。

一方、カーペットパイソンは成体になれば比較的穏やかで、見た目ほど荒くはないという声が多いです。

ボールパイソンとの比較

ボールパイソンは「おとなしいヘビの代表格」ともいえる存在で、人の手から逃げようとするほど臆病な性格です。

攻撃性は非常に低く、「噛むことがほぼないヘビ」として初心者に人気があります。

カーペットパイソンはそれに比べるとやや野性的で、若干警戒心が強い印象。
しかし、慣れてくればボールと同じように落ち着いた個体になることも多く、過度な心配は不要です。

コーンスネークとの比較

コーンスネークも温厚で人に慣れやすい種類として知られています。

ただし、神経質な個体や幼体では噛むこともあるため、「絶対に安全」とは言い切れません。

カーペットパイソンも同様に幼体期はやや荒いものの、成長とともに穏やかになる傾向があり、コーンスネークと性格面で極端な差はありません。

噛まれないための対策

ではどうしたらカーペットパイソンにご飯だと間違われなくて済むでしょうか?

また、機嫌の悪いカーペットパイソンはどうやってそれを教えてくれるのでしょうか?

マウスを触った手で近づかない

ヘビはほとんど嗅覚頼りで狩りをしています。

獲物だと間違われないようにヘビを触る前は必ず手を洗って匂いを落としてあげましょう。

お風呂上がりなど、温度の高い手で近づかない

カーペットパイソンなどの「ピット器官」のあるヘビにとっては大事なポイントです。

カーペットパイソンには温度を感知するピット器官と言うものがあります。

ご飯であるマウスの体温は約37.5度と高めです。

マウスの体温と近い温度の手が近付いてくると、目の悪いカーペットパイソンはマウスだと誤認して噛みついてしまいます。

以上のことに注意すれば、ご飯と間違えて噛まれる心配は格段に減るでしょう。

噛む前に見せるサインとは?カーペットパイソンの警戒行動

では今度はカーペットパイソンが触って欲しくない時、これ以上近づいたら噛むぞというサインを見逃さないために、そのポイントを説明していこうと思います。

  1. シューッという噴気音を立てる。
  2. 人から目を離さない。
  3. 首を縮こませてバネのようにしている。

この3つがポイントになります。

まず最初にするのが噴気音を立てて相手を威嚇する行為です。

これは性格によっては頻繁にやる子もいます。

現にうちのカーペットパイソンも噛む気もないのによく噴気音を立てていました。

しかし、次の2つは要注意です。

「人から目を離さない。」は完全にあなたをロックオンしている状態です。
「首を縮こませてバネのようにしている。」はもう飛びつく準備バッチリという証拠です。

この2つが合わさった状態はもういつ噛みついてきてもおかしくないです。

これらが見られたら、それ以上近づかないことをお勧めします。


これから飼う方へ|性格が穏やかなカーペットパイソンの選び方

カーペットパイソンをこれから飼ってみようと考えている方にとって、「荒い性格」「噛まれるリスク」は心配の種だと思います。

ですが、お迎えする個体の選び方次第で、最初から穏やかな個体を手に入れることも可能です。

ここではそのポイントを3つに絞ってご紹介します。

野生個体(WC)ではなく繁殖個体(CB)を選ぶ

「WC(ワイルド・キャプチャー)」とは野生から捕まえられた個体のことで、警戒心が強く荒い性格のものが多いです。

一方、「CB(キャプティブブリード)」は人の手で繁殖された個体で、人間に慣れやすく性格も落ち着いているケースが多いです。

ペットとして安心して飼いたいなら、CB個体一択です。

幼体ではなく、ある程度アダルトに成長した個体を選ぶ

幼体のカーペットパイソンは警戒心が強く、やや荒めの性格が多いです。

しかし、成長に伴って性格が穏やかになる個体が多いため、既にアダルトになっている個体ならリスクはグッと減ります。

「かわいいベビーを育てたい」という気持ちがなければ、少し大きめの個体を選ぶのがおすすめです。

ショップスタッフに「噛むかどうか」「ハンドリング可能か」を確認する

爬虫類ショップでは、個体ごとの性格を把握しているスタッフも多いです。

購入前に「この子はハンドリングできますか?」「噛むことはありますか?」と聞いてみると、実際の性格がわかるケースも多いです。

中にはスタッフとよく触れ合っている個体もいて、お迎え後もスムーズに慣れてくれる可能性が高いでしょう。

カーペットパイソンに噛まれたときの応急処置

噛まれても命に関わるリスクは低い

カーペットパイソンは毒を持たないヘビなので、噛まれたとしても基本的には命に関わることはありません。

しかし、傷口の管理を適切に行わないと感染症や化膿のリスクがあるため、放置は禁物です。

噛まれた後の処置

噛まれた直後はパニックになりがちですが、落ち着いて以下の手順で対処しましょう。

まずは傷口を流水でしっかり洗い流します。

このとき、水で血を洗い流すだけでなく、軽く圧迫して血を絞り出すようにして体内に入った細菌を排出するのがポイントです。

次に、消毒用アルコールやオキシドールでしっかりと消毒を行いましょう。

痛みや腫れが強い場合や、出血が止まらない場合は無理せず早めに医療機関を受診してください。

医療機関での相談や再発の防止

また、傷が浅くても破傷風のリスクがゼロとは言えません

念のため、過去に破傷風ワクチンを接種したことがない方は医師に相談するのも安心です。

そして重要なのは、「噛まれたことにショックを受けすぎないこと」です。

多くの場合、ご飯の匂いが手に残っていた、タイミングが悪かったなど飼育者側の原因もあります。

適切な対策を取れば再発は防げるので、あまり怖がらずに付き合っていきましょう。

カーペットパイソンの性格は荒い?【まとめ】

いかがでしたでしょうか?

ネット上でたまに書かれている「カーペットパイソンは荒い」というのは幼体の時にはやや当てはまりますが、大人になったカーペットパイソンは穏やかな子が多いです。

また、カーペットパイソンに噛まれないための方法を実践すれば、噛まれることに対する心配も格段に減ると思います。

もし噛まれてしまった場合は感染症予防のために、すぐに傷口を水ですすぎ、血を押し出してから消毒することをお勧めします。

可愛いカーペットパイソンと程よい距離を保ちつつ、楽しい爬虫類ライフを送ってくださいね。


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