フトアゴヒゲトカゲが威嚇する理由と対処法|黒いヒゲや口を開けるのはなぜ?

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フトアゴヒゲトカゲはおだやかで人になつきやすいことで知られていますが、時には「威嚇されたかも?」と感じる仕草を見せることがあります。

この記事では、威嚇と間違えやすい日光浴中の行動から、実際に威嚇しているときのサインや対処法まで詳しく解説します。

飼い主として知っておきたい行動の理由と接し方のポイントを学びましょう。

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目次

フトアゴヒゲトカゲの威嚇行動はどんな仕草?見分け方とサイン一覧

「これって本当に威嚇?」と判断に迷うこともあるかもしれません。

フトアゴヒゲトカゲが威嚇しているときは、いくつかの特徴的な仕草を見せます。

以下に、威嚇のサインとしてよく見られる行動をまとめました。

下あごが黒くなる

興奮や威嚇の際、下あごの部分が黒く変色することがあります。

特にストレスや不快感を感じているサインです。

口を大きく開ける(オープンマウス)

攻撃を仕掛ける前の警告動作として口を大きく開けて構えます。

歯を見せるようにして「これ以上近づくな」という意思表示をしています。


体を大きく見せるように膨らませる

威嚇時には体全体を膨らませて、自分を大きく見せようとします。

特に側面から見ると、体が平たく広がったように見えることがあります。

しっぽを高く持ち上げたり、素早く左右に振るような動作をすることもあります。

敵を威嚇したり逃げる準備をしているサインです。


足踏み・急に動きが早くなる

地面をバタつかせるような足踏みをしたり、急に走り出すような行動も警戒モードの兆候です。

こうした行動が複数同時に見られる場合は、強いストレスや威嚇の意思があると考えて良いでしょう。日光浴などリラックス時の行動とは明確に異なるため、よく観察して見分けることが大切です。

それ本当にフトアゴヒゲトカゲの威嚇?日光浴中の行動

フトアゴヒゲトカゲは特に日光浴の好きなトカゲです。

このとき、できるだけ全身で光を受け止めようとして、体を平たく伸ばし、下あごのヒダを思いっきり広げ、口が半開きになっていることがあります。

この様子を見て、威嚇されていると思われることが少なくありません。

実際、この状態がフトアゴヒゲトカゲの威嚇姿勢とよく似ている姿勢ではあります。

何も理由がないのにトカゲが威嚇することはまずないので、少し様子を見てみましょう。

同様に、日光浴中にアームウェービングという行動を取ることがあります。

リラックスしたオスがやりがちな行動で、ゆっくりと前足を回すような動作です。

本来は繁殖期のオスがメスに見せる行動で、これも特に異常ということではありません。

個体差があり、よくアームウェービングをする個体と、ほとんどしない個体がいます。

アームウェービングをしないからといってリラックスしていないわけではないので、気にする必要はありません。

フトアゴヒゲトカゲが威嚇するのは嫌がる行動をされたとき

それでは、本当に威嚇されているのはどんなときでしょうか。

これだけペットとして普及したフトアゴヒゲトカゲですが、あくまでも野生動物に限りなく近い生き物です。

野生のフトアゴヒゲトカゲが敵に襲われる場合、もっとも多いのは空から大型の鳥に襲われるケースです。

そのため、頭上の敵に対してかなり神経質な部分があります。

また、ヘビもフトアゴヒゲトカゲの天敵です。フトアゴヒゲトカゲは目がいいので、ヘビが視界に入るときちんと認識することができます。

そのため、飼育されているフトアゴヒゲトカゲも、次のような場面が苦手です。

(1)ケージ上面から手を入れられる
(2)上からつかまれる
(3)突然、目の前に手や指を出される
(4)近くにヘビのケージや、ヘビのおもちゃが置いてある

こういった、トカゲが嫌がる行動をしたり、状況を作ると、トカゲが神経質になり、ちょっとしたことで威嚇されてしまいます。

特にベビーなど若い個体は神経質になりやすく、威嚇しやすい傾向にあります。

また、メスよりもオスの方が若干、性格がきつく、威嚇しやすいかもしれません。

もしもフトアゴヒゲトカゲに威嚇されたら

では、実際に威嚇されたらどのように対応すればいいでしょうか。

まずは、威嚇された原因を取り除きましょう。

先に述べた4つの場面に当てはまるようなことをしていないか、すぐに思い返します。

威嚇された理由がわかったら、すぐに改善してやりましょう。

要するに、上から何かされるのが嫌いなので、できればケージは側面が開く爬虫類専用ケージを使用しましょう。

ヘビが原因の場合、ケージの配置を工夫する必要があります。

また、威嚇している個体はそれ以上刺激せず、そうっとしておいてやりましょう。

飼い主の行動に原因がある場合、その行動をやめればすぐに機嫌を直すはずです。

ヘビが原因なら、とりあえずトカゲの視界に入らない場所にヘビを移動させましょう。

特にトカゲが嫌がるようなことをしたわけではなく、ハンドリングの練習をしていて威嚇された場合、威嚇に構わずそのままハンドリングしてしまいましょう。

持ち上げてしまえば機嫌が直る個体も少なくありません。

このあたりは、トカゲの様子を見ながら飼い主が判断してやる必要があります。

威嚇すれば触られずに済む、とトカゲが覚えてしまうと厄介なので、ちゃんとトカゲに配慮したハンドリングができているのなら、威嚇されても退かない覚悟で臨みましょう。

フトアゴヒゲトカゲに威嚇された?場合の対策【まとめ】

フトアゴヒゲトカゲに威嚇された場合、その原因は飼い主側の行動にあることがほとんどです。

ヒゲが黒くなる、口を開けるなどのサインを正しく理解し、トカゲにストレスを与えないよう環境を見直すことが大切です。

威嚇は一時的なものであることが多いため、焦らず冷静に対応しましょう。

\ ついでにこれも読んでいけ。 /
いや、読んでくださいお願いします(土下座)

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