フトアゴヒゲトカゲの睡眠時間は?寝る時間帯や姿勢まで徹底解説!

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フトアゴヒゲトカゲを飼育していると、様々な表情を見せてくれます。

よく見かけるもののひとつが、寝顔です。バスキング中に目を瞑って寝ている姿は癒されますよね。

一般的に、フトアゴヒゲトカゲの睡眠時間は約10時間程度といわれています。

ただし、人間のようにまとまって10時間寝ているわけではありません。

彼らのタイミングで、寝る時を決めています。

フトアゴヒゲトカゲがどんなときに眠るのか、いくつかケースをご紹介します。

個体差が大きいので、あくまでも参考程度、と思ってくださいね。


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目次

フトアゴヒゲトカゲの睡眠時間

フトアゴヒゲトカゲの一般的な睡眠時間は、おおよそ10時間前後とされています。

しかし、これは人間のように夜にまとめて眠るというより、夜を中心にしながらも複数のタイミングで睡眠を分散しているスタイルと考えるとよいでしょう。

飼育環境や個体差によっても睡眠パターンは異なるため、一概に「◯時から◯時まで眠る」というわけではありません。


どのように睡眠時間を取るのか

フトアゴヒゲトカゲは、まとまった深い眠り+こまめなうたた寝の組み合わせで睡眠をとります。

主な睡眠は夜間にとられますが、日中でも食後やバスキング中に軽く目を閉じて休むことがあります。

これは、体力の回復や消化促進のために行っている自然な行動であり、異常ではありません。

また、睡眠中は体の動きが止まり、目を閉じてじっとしているのが基本です。

物音がすれば目を覚ます程度の浅い睡眠であることも多く、完全に熟睡している時間は意外と短いともいえるでしょう。


いつ寝ているのか

もっとも深い眠りは、夜間にライトが消えてケージ内が暗くなったタイミングです。

フトアゴヒゲトカゲは昼行性の生き物であり、日中に活動し、日が沈むと眠るという習性を持っています。

飼育環境でも、バスキングライトやUVライトを消すと自然と入眠することが多いです。

ただし、部屋の照明が明るすぎる場合や、音や振動などの刺激が強いと、なかなか寝つけないこともあります。

また、ライトをつけっぱなしにしておくと昼夜の区別がつかず、睡眠リズムが崩れてしまうこともあるため注意が必要です。


寝方|姿勢や寝る場所

フトアゴヒゲトカゲの寝方は個体によってさまざまですが、基本的には「じっと動かず、目を閉じている」状態が多いです。

寝る姿勢としては、

  • ケージの隅で丸まる
  • 枝や岩の上にうつ伏せでじっとする
  • バスキングライトの近くで目を閉じている

などが一般的です。

寝る場所もまた個体差があります。

暗くて落ち着ける物陰に好んで入る子もいれば、むしろバスキングエリアでそのまま寝てしまう子もいます。

いずれにしても「寝場所を固定する」というより、「そのときに心地よいと感じた場所で寝る」という自由なスタイルです。

寝ている間はエネルギーを節約しているため、基本的には動きません。

寝ながらうろついたりするようであれば、逆に健康状態に異変がないか確認した方がよいかもしれません。

主なフトアゴヒゲトカゲが寝るタイミング

夜間、バスキングライトを消した時

バスキングライトを消して温度が下がり、あたりが暗くなると、フトアゴヒゲトカゲは寝てしまいます。

これは割と、どの個体でも一緒かもしれません。

生理的に、温度が下がると体そのものの活性が下がり、入眠しやすくなるのです。

もともと、野生のフトアゴヒゲトカゲは日中に太陽光を浴びながら活動し、日没とともに物陰で眠る、という生活をしています。

飼育環境でも、この習性は変わらず残っているので、バスキングライトが消えると眠ることが多いようです。

ただし、ケージのライトを消しても部屋が明るいとしばらく起きていることもあります。

バスキング中

バスキング中に、気持良さそうに目を閉じる個体も多いように思います。

これはがっつり寝ているというより、うたた寝に近いものでしょう。

実際、物音がするとすぐに起き出します

バスキング中に寝るかどうかは、その個体の性格が大きく影響するように思います。

バスキング中もずっと起きていて、あたりを見回したりウロウロと体勢を変えたりする個体もいますが、寝ないからと心配する必要はありません。

逆に、寝てばかりいる個体も、そういう性格なんだと割り切って大丈夫です。

ただ、衰弱しているわけではないことを確認しておくようにしましょう。

食事の後

食事をしたあとは、ゆっくりと体を休めながら食べたものを消化する必要があります。

このときは、バスキングライト直下よりも少し温度の低いところを好みます。

したがって、物陰でうたた寝するような行動になるはずです。

特に植物質のものを食べると消化に時間がかかるため、うたた寝の時間が長くなります。

あまり刺激せず、ゆっくりと休ませてやりましょう。

フトアゴヒゲトカゲが寝るときはどんな姿勢?

もうすでにフトアゴヒゲトカゲを飼育している方は、自分が飼っているトカゲを見るのが一番手っ取り早いでしょう。

その個体や寝るタイミングによってまちまちですが、いくつかお気に入りの場所や姿勢が決まっているようです。

私が飼っていた個体は、夜はケージの隅で丸まって眠り、それ以外の時間はバスキングライト直下で寝ていました。食後の休息も、バスキングライト直下だったと思います。

もちろん、違う個体なら寝方も違いますから、これが正解というわけではありません。

また、寝相や体勢も個体それぞれですが、寝ながら動くことはないようです。

私が飼っていた個体も、寝ながらモゾモゾするようなことはありませんでした。

爬虫類にとって、眠っている間にエネルギーを温存することが非常に重要です。

そのため、寝ながら動くような余計なエネルギーの使い方はしないのだと思われます。


フトアゴヒゲトカゲが寝ないのはなぜ?考えられる3つの原因と対策

フトアゴヒゲトカゲがなかなか眠らない、あるいは夜になっても起きているように見える場合、いくつかの原因が考えられます。

本来、夜には自然に眠る生き物なので、「寝ない」と感じる場合は環境に原因がある可能性があります。

ここでは、よくある3つの原因とその対策を紹介します。


ケージ周辺が明るすぎる

バスキングライトやUVBライトを消しても、部屋の照明が明るすぎると、フトアゴヒゲトカゲは「夜」と認識できず、眠りにくくなります。

また、テレビやスマホの光、間接照明なども影響を与えることがあります。

ケージのカバーやタオルなどを使って周囲をやや暗くする、部屋の照明を調光するなどして「夜」を演出してあげましょう。
毎日決まった時間に消灯することで、体内リズムも整いやすくなります。


ケージ内の温度が適切でない

フトアゴヒゲトカゲは温度の変化によって活動リズムを調整しています。

ライトを切ったあとも、ケージ内が高温すぎる/寒すぎると、落ち着かずに寝つけないことがあります。

ライトを切ったあとでも、ケージ内は25℃前後の適温に保たれているか確認しましょう。
冬場は暖突などを併用しつつ、夜間は「温かすぎず、寒すぎず」を意識した温度調整を行ってください。


ストレスや環境の変化

引っ越しやレイアウトの変更、掃除の頻度が多すぎるなど、環境が落ち着かない場合も睡眠に影響します。
また、頻繁にケージを覗いたり、触れたりすることが刺激になっている場合もあります。

ケージの配置やレイアウトを頻繁に変えないようにし、なるべく落ち着いた環境を維持しましょう。
特に夜間は、そっとしておいてあげることが大切です。


【補足】日中もウトウトするのは異常ではない

逆に「昼間もよく寝ているけど大丈夫?」というケースもよくありますが、バスキング中のうたた寝や食後の休息は正常な行動です。

活動量や性格にもよるので、寝る時間帯や行動パターンを日々観察し、急激な変化がないかを見守ることが大切です。

フトアゴヒゲトカゲが寝る時【まとめ】

フトアゴヒゲトカゲの睡眠は、夜間だけでなく食後やバスキング中のうたた寝など、複数のタイミングで見られます。

一般的な睡眠時間は10時間前後ですが、個体によって差があります。

寝ている間はエネルギーを温存している大切な時間なので、無理に起こさず、安心して休める環境を整えてあげましょう。

\ ついでにこれも読んでいけ。 /
いや、読んでくださいお願いします(土下座)

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