ヘビというと大きくて怖いイメージを持つ方も多いかもしれませんが、コーンスネークは比較的コンパクトで飼いやすい種類です。
この記事では、コーンスネークの平均的な大きさや成長スピード、稀に見られる最大サイズまで詳しく解説します。
これからコーンスネークを飼いたい方や、どれくらい大きくなるのか不安な方はぜひ参考にしてください。
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大きい?小さい?コーンスネークの大きさ

1.2メートルのヘビといわれてもあまりイメージしにくいかもしれませんが、ヘビ全体で見渡すと、中型~やや小型、くらいの大きさになります。
ハンドリングする際、コンパクトに持てば片手で持てる大きさです。
爬虫類専門店に行けば、アダルトサイズのコーンスネークを1匹くらいは飼っているものなので、ぜひ実物を見て参考にしてください。
この大きさも、コーンスネークが飼いやすい理由のひとつです。
あまり小型のヘビだと、ベビーサイズが小さすぎてピンクマウスも食べられない、ということになります。
コーンスネークでも、小さめに生まれてしまった個体はピンクマウスでも大きすぎて食べられません。
もちろん、大型のヘビは餌の用意がたいへんですし、力が強いので扱いに注意が必要です。
コーンスネークくらいの大きさなら、特に工夫しなくても市販されているマウスで飼育することができ、持て余すような大きさにもなりません。
コーンスネークの大きさは、小さすぎず大きすぎない、ヘビとしてはちょうど飼いやすい大きさなのです。
最大サイズのコーンスネークはどれくらい?
一般的にコーンスネークの成体サイズは全長1メートル〜1.2メートル程度とされていますが、個体差は意外と大きく、なかには1.5メートル以上に成長した記録も存在します。
ただし、これはあくまで例外的なサイズであり、日本国内では1.3メートルを超える個体を見かけることはかなり稀です。
海外のブリーダーや飼育者の情報によると、最大全長は約1.8メートルに達した例もあるとされていますが、このレベルになるとコーンスネークというよりも別の大型種に近い印象を受けるかもしれません。
また、体長だけでなく体の太さもある程度比例して大きくなりますので、成長したコーンスネークは見た目にしっかりとした存在感があります。
飼育下では与える餌の量や頻度、運動量、温度管理などによって成長スピードや最終的な大きさも変わってくるため、「必ず○○cmになる」とは言い切れません。
あくまで一般的なサイズは1〜1.2メートル前後、最大サイズは1.5メートル以上になる可能性もあるということを、目安として覚えておくとよいでしょう。
コーンスネークの成長は早い?
コーンスネークが特別に成長の早いヘビ、ということはありませんが、生後1年間はかなり早く成長します。
人間と同じで、ベビーの頃に成長期があるのです。
ショップで販売されえているのはだいたい生後数ヶ月のベビーで、太さは1センチないくらい、小さめのピンクマウスが飲めるくらいの大きさです。順調に育てば、1年後には倍くらいの大きさになります。
このころから、成長がゆっくりになっていきます。
私がコーンスネークの餌やりについて質問を受けた際、
「ベビーには高頻度で、生後1年を過ぎたら減らしましょう」
と答えているのはこのためで、成長期を過ぎたヘビにはそこまでたくさん餌を与える必要がないのです。
成長がゆっくりになるとはいえ、生後1年以降も成長は続きます。
だいたい生後2年たてば、ほとんどアダルトサイズといえるでしょう。
この頃には1メートルを超えているはずです。
コーンスネークを飼い始めるのはどの大きさがいい?
ショップで店頭に並んでいるコーンスネークは、前述の通り生後数ヶ月のベビーサイズである場合がほとんどです。
ところが、タイミングやショップによっては、サブアダルト以降の大きめサイズのコーンスネークが販売されていることもあります。
また、ブリーダー図マーケットなど展示即売イベントに行くと、ショップでは見かけないくらい小さな個体が販売されていることもあります。
初めてヘビを飼う人にオススメのサイズとしては、生後1年くらいのサイズです。
ここまで育っていれば、ある程度低温にも強く、餌食いも順調で育てやすいヘビになっているはずです。
生後3ヶ月未満のベビーだとピンクマウスのSSサイズも食べることができず、餌で苦労することになります。
サブアダルト以降の大きめサイズのヘビも飼いやすいのですが、ここまで大きくなってしまうとやることがなさすぎて、ヘビを飼う楽しさが分からないかもしれません。
もし手に入るのなら、生後1年程度の個体から飼い始めることをオススメします。
コーンスネークの大きさの平均は?【まとめ】
いかがでしたか。
今回はコーンスネークの大きさの平均について解説しました。
コーンスネークは成長しても1.2メートル程度と、ヘビとしては扱いやすい大きさです。
初めてヘビを飼う方には大きさのイメージがつきにくいと思いますので、まずはショップなどで実物を見せてもらい、ヘビの大きさを実感してみましょう。
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いや、読んでくださいお願いします(土下座)
