コーンスネークにシェルターの必要性|いらない?成体とベビーでの使い分けを解説!

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コーンスネークを飼育する際、「シェルターって必要なの?」と悩む人は少なくありません。

ヘビは本来、狭く暗い場所を好む生き物ですが、コーンスネークは比較的おおらかな性格で、シェルターがなくても問題なく飼えるケースが多いのが特徴です。

ただし、成体とベビーでは必要性が異なるため、目的に応じた使い分けが大切です。

この記事では、コーンスネークにおけるシェルターの必要性や選び方、いらない場合の注意点について詳しく解説します。


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目次

コーンスネークにシェルターは不要なの?

コーンスネークにシェルターが必要かどうかは、ベビーか成体であるかによって異なります。

成体のコーンスネークの場合

コーンスネークに関していえば、シェルターがないからといってストレスで餌を食べなくなることはほとんどありません。

物怖じしないのもこのヘビのいいところで、ショップから家に連れ帰った次の日から餌を食べたりします。

シェルターを入れれば落ち着きますが、出てこなくなることもありますし、かえって人に慣れにくくなることもあります。

ショップでシェルターを入れて飼われていた場合を除き、水入れさえあれば十分です。

ケージが殺風景で気になる場合、コルクや流木を1本、入れてみましょう。

ケージの雰囲気がガラッと変わりますし、ヘビが隠れきらないくらいのちょうどいいシェルターになるはずです。

ベビーのコーンスネークの場合

隠れ家としての機能とは別に、ベビーを飼育する際はウェットシェルターを入れてやるといいでしょう。

なくても問題ない場合が多いですが、あったほうが安心です。

素焼素材でできたトンネルのようなシェルターで、上部の水皿に水を入れることで、徐々に水が染み出し、シェルター内部の湿度が保たれる仕組みです。

アダルトサイズに比べれば、ベビーは乾燥に弱いので、こうしたウェットシェルターがあれば乾燥によるトラブルを防ぐことができます。

そんなに大きなものは売られていないので、水皿の大きさを見て、飼育している個体がとぐろを巻いてちょうど収まるくらいの大きさのシェルターを選びましょう。


コーンスネークにシェルターを入れない場合の注意点

シェルター無しでも飼育可能

コーンスネークは比較的おおらかな性格で、シェルターなしでも飼育可能な珍しいヘビです。

しかし、「シェルターはいらない」と一概に言い切ってしまうのはやや危険でもあります。

個体差が大きい

まず、個体差が大きいことに注意が必要です。

中には警戒心が強く、環境変化に敏感な性格の個体もいます。

そうしたヘビにとっては、隠れられる場所がないことでストレスを感じてしまい、餌を食べなくなったり、夜間でも活発に動かなくなったりすることがあります。

飼いはじめや引っ越し直後は要注意

また、特に飼い始めてすぐの時期や引っ越し直後など、環境が大きく変わるタイミングでは一時的にシェルターを設置することで、精神的な安定を与えることができます。

慣れてきたら徐々にシェルターを撤去する、という方法も有効です。

シェルターの代わりとなる隠れ家が必要になるケースも

さらに、ケージ内にレイアウトが何もないと、逆に落ち着かないというケースもあります。

完全な隠れ家ではなくても、流木やコルクなど、身体を寄せて落ち着ける構造物を入れておくと、シェルターの代用になることがあります。

「シェルターが絶対いらない」というわけではなく、その個体の性格や飼育環境に合わせて柔軟に考えることが大切なのです。

コーンスネークをシェルターを入れる場合の注意点

やけに神経質な個体を入手したときなど、どうしてもシェルターが必要な場合もあります。

そういうときは、何かちょうどいいものを入れてやりましょう。

コーンスネークにおすすめのシェルターの素材

爬虫類ショップに行くと、専用に作られた樹脂性のシェルターがたくさんあります。

生後1年以降の個体ならウェットシェルターである必要はないので、好みに合う製品を選ぶといいでしょう。

コーンスネークにおすすめのシェルターの大きさ

大きさで迷うかもしれませんが、飼っている個体がシェルター内でとぐろを巻いたとき、ちょうど収まるくらいの大きさが適切です。

小さいと入りきれなくなってしまいますが、大きすぎても落ち着きません。

大きすぎるものを用意してしまったときは、入り口に石などを置いて隠れやすくしてやりましょう。

素焼きの植木鉢を割って作ることもできますが、きれいに割るのは意外と難しいものです。

シェルターを自然素材で作ることも

流木やコルク、石など自然素材でシェルターを作ることもできます。

これらをシェルターにする場合、いくつも組み合わせて複雑なものを作るのではなく、1つか2つ入れるのにとどめておきましょう。

完全に隠れられる構造物を作る必要はなく、ヘビが寄り添って落ち着くことができれば十分です。

特に、石を組んでレイアウトすると、崩れてケージが割れることがあります。

接着剤で石を固定してもいいのですが、細かな隙間に入り込まれれば大変です。特に石を使う場合は、石同士をくっつけて使うのは避けましょう。

コーンスネークにシェルターは必要?【まとめ】

コーンスネークはそう神経質ではないヘビなので、シェルターなしで飼うことができます。

慣らすためにも、シェルターは入れないほうがいいかもしれません。

神経質な個体にはシェルターが必要なので、とぐろがすっぽり納まるくらいのシェルターを入れるといいでしょう。

ベビーには湿度維持のためウェットシェルターを入れてやりましょう。

\ ついでにこれも読んでいけ。 /
いや、読んでくださいお願いします(土下座)

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