コーンスネークの性格|噛む・なつく?飼いやすさや注意点も解説!

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コーンスネークは、数あるペットスネークの中でも特に飼いやすく、おとなしい性格で知られています。

性別やモルフによる違いはほとんど見られず、基本的にはどの個体も臆病で攻撃性が低いのが特徴です。

本記事では、コーンスネークの性格の傾向、噛まれるリスク、なつくのかどうか、初心者でも扱いやすいかどうかなどを詳しく解説します。


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目次

コーンスネークの性格は臆病なくらいおとなしい

まず、コーンスネークはおとなしいヘビです。

私は爬虫類を趣味で飼育するようになって20年くらい経ちますが、今までの人生でコーンスネークに噛まれたのは1回だけ、私のミスによるものです。

むしろ、臆病なくらいなので、「噛まれないから」といじりすぎてストレスをかけてしまい、拒食を引き起こさないように注意が必要なくらいです。

オスとメスでも性格の違いはなく、特に気の荒いモルフというのもありません。

多少の個体差はありますが、総じておとなしいヘビです。


コーンスネークはなつく?飼い主を覚えるの?

なつく?

「ヘビってなつくの?」とよく聞かれますが、結論から言うと、コーンスネークを含む多くのヘビは犬や猫のような意味で「なつく」ことはありません

感情表現や愛着行動がないため、飼い主にスリスリ甘えたり、自ら寄ってくるような行動は基本的に見られません。

繰り返す事がキーポイント

ただし、「なつかない=懐かせることができない」というわけでもありません。

コーンスネークは臆病ながらも適応力のあるヘビであり、繰り返し優しくハンドリングを行うことで人の存在に慣れ、落ち着いた行動をとるようになります。

特に毎日同じ時間帯に世話をしたり、ケージを開ける人が決まっていたりすると、“安心できる相手”として認識しているような行動を見せることもあります。

ハンドリング時に暴れなくなったり、匂いに敏感なはずなのに手を嫌がらなくなったりすれば、それは飼い主への慣れが進んでいるサインです。

「覚える」というより「学習する」

厳密には「記憶力」は高くありませんが、一定のパターンや匂いには反応を学習するため、「飼い主を覚える」という表現もあながち間違いではないと言えるでしょう。

つまり、コーンスネークは「なつく」というよりも「慣れる」ことで、人との関係性を築けるヘビなのです。

おとなしい性格のコーンスネークだが若い個体は要注意?

とにかくおとなしいコーンスネークですが、ベビーサイズなど若い個体を触ろうとすると、ちょっとビックリしてしまうことがあります。

触れた瞬間「ビクッ」と弾かれたような動きを見せ、すぐにシュルシュルとどこかへ行こうとしたり、グルグルグル・・・ととぐろを巻いてしまう個体が多いのです。

ヘビの扱いに慣れた人は「ビタつく」と表現したりしますが、不慣れな人にとってはちょっと扱いにくい動きです。

初めて触ってビタつかれると、思わず噛まれるんじゃないかと身構えてしまいますが、少なくとも逃げようとする個体ならそのまま掴んでも大丈夫です。

もちろん、触ればもっとビタつきますが、しばらく手に持っていれば落ち着いてきます。

むしろ、これを繰返すことで早くハンドリングに慣れさせることもできます。

すぐにとぐろを巻いてしまった場合はちょっとだけ注意しましょう。

とぐろはそのまま攻撃姿勢になります。

ケージのフタなどで視界をさえぎるようにして、胴体をパッと掴みましょう。

気の荒いヘビにこんなことをすると振り向きざまに噛もうとしてきますが、コーンスネークならそのまま逃げようとするだけです。

ほとんど見かけませんが、とぐろを巻いた状態でフタを近付けたら噛み付いてくるような個体は、気が荒い個体かもしれません。

そういう個体も持ってしまえばおとなしくなりますが、一応注意して扱いましょう。

ちなみに毒ヘビではないので、噛まれても痛いだけです。


むしろ、若い個体ではヘビがあごを痛める原因になるので、そういった意味でも噛まれないようにしましょう。

若い頃にかなりビタつく個体であっても、成長につれてどんどんおとなしくなるケースがほとんどです。

少なくとも、手に負えないほど気が荒いコーンスネークには出会ったことがありません。

コーンスネークにどうして噛まれた?

さて、そんなおとなしいコーンスネークですが、私は一度だけ噛まれたことがあります。

他のヘビも飼育していたのですが、冷凍マウスを解凍している間、マウスを触った手でコーンスネークを扱ってしまったのです。

最初はおとなしく持たれていましたが、突然鼻先を私の手に押しつけ、匂いを嗅ぐような仕草を始めました。

おかしいな、と思っていると、おもむろに口を開けてパクッと噛まれました。

要するに、餌と間違われたのです。

幸い、地面に置くとすぐに離してくれましたが、かなり痛かった記憶があります。

ヘビは目が悪い分、匂いには敏感なので、ハンドリングする際に匂いだけは気にするようにしましょう。

コーンスネークの性格【まとめ】

飼い主が扱い方を間違えなければ、コーンスネークは非常におとなしいヘビです。

ヘビにストレスをかけすぎないように気をつけつつ、安心してハンドリングを楽しみましょう。

\ ついでにこれも読んでいけ。 /
いや、読んでくださいお願いします(土下座)

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