フトアゴヒゲトカゲの大きさは?成長の目安と最大サイズ、ケージ選びも解説!

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フトアゴヒゲトカゲは、ペットとして非常に人気の高い中型トカゲです。

成体になると全長は50~60cmほどに達しますが、半分以上が尻尾なので、見た目ほど大きくは感じないかもしれません。

この記事では、フトアゴヒゲトカゲの実際の大きさのイメージや成長のスピード、他の爬虫類とのサイズ比較、飼育に必要なケージサイズについて、初心者にもわかりやすく解説します。

これからフトアゴを飼ってみたい方にも、成長に合わせた飼育環境を見直したい方にも参考になる内容です。

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目次

フトアゴヒゲトカゲの大きさについて

フトアゴヒゲトカゲは、中型サイズに分類されるペットトカゲです。

成体になると全長は50~60cmほどになりますが、そのうち半分以上は尻尾が占めています。

体だけで見ると、意外とコンパクトに感じるかもしれません。

本体部分(頭胴長)はおおよそ25~30cm前後で、500mlのペットボトルを横にしたときの長さに近いです。

太さもペットボトルより少し細め、とイメージすれば分かりやすいでしょう。

このように、見た目は大きく感じるかもしれませんが、実際には取り回しのしやすいサイズで、初心者でも安心して飼える人気の理由の一つです。


フトアゴヒゲトカゲはオスとメスで大きさが違う?

フトアゴヒゲトカゲには、オスとメスでわずかなサイズ差があります。

個体差が大きいため一概には言えませんが、一般的にオスの方がやや大きくなる傾向があります。

具体的には、最大サイズに近づいた成体で比較した場合、

  • オス:全長50~60cm程度
  • メス:全長45~55cm程度

といった差が見られることがあります。これは性成熟にともなう骨格や筋肉量の違いが影響していると考えられています。

ただし、飼育環境や食事量、運動量によっても大きさは変わるため、サイズだけで性別を断定するのは難しい面もあります。

あくまで「傾向」として把握しておくと良いでしょう。

また、オスの方が体つきががっしりしており、尾の根元(太もも周辺)が太くなる傾向もあります。

見た目の迫力では、オスのほうがやや「大きく感じる」かもしれません。

フトアゴヒゲトカゲはいつ最大サイズになる?成長のペースと目安

フトアゴヒゲトカゲは、成長スピードが比較的早いトカゲです。

ベビー期から飼育していると、あっという間に大きくなっていくのを実感するでしょう。

一般的な成長の目安は以下の通りです。

  • 生後3か月:全長15~20cm前後(ベビー)
  • 生後6か月:全長30~40cm前後(ヤング)
  • 生後12か月:全長50~55cm前後(アダルト)

このように、生後1年ほどでほぼ最大サイズに達する個体が多いです。

ただし、完全に成長が止まるわけではなく、個体によっては1歳半〜2歳頃までゆるやかに成長する場合もあります。

飼育環境(ケージの広さ、温度管理、栄養バランス)や遺伝的要素によっても成長の度合いは異なるため、「このサイズになる」と断言はできませんが、1歳前後がひとつの区切りと考えておくと良いでしょう。

なお、幼体期に極端な偏食や栄養不足があると、最大サイズまで育たない場合もあるため、ベビー期からの適切な給餌と管理が大切です。


フトアゴヒゲトカゲの大きさには個体差もある

フトアゴヒゲトカゲは一般的に「最大で全長60cm程度」と言われますが、すべての個体がそのサイズに達するわけではありません。

実際には、以下のような個体差が見られます。

  • 餌をよく食べて、運動量の多い個体は大きく育ちやすい
  • 小食で神経質な性格の個体は、やや小柄にとどまることもある
  • 遺伝的に大きくなりにくい血統も存在する

また、ベビー期の飼育環境や給餌頻度が不適切だった場合も、成長が緩やかになったり、最大サイズまで育たなかったりすることがあります。

たとえば、成体でも全長45~50cm台で止まる個体も珍しくありません。

「最大60cm」と言っても、それは理想的な環境で順調に育ったケースであり、あくまで一つの目安と捉えるのが良いでしょう。

こうした個体差は「失敗」ではなく、その子の個性です。

飼育者としては、無理に大きく育てるのではなく、その個体に合った健康的な成長をサポートすることが大切です。


フトアゴヒゲトカゲのケージのサイズアップ

フトアゴヒゲトカゲは、ベビーの時期と成体とで体の大きさが大きく異なるため、成長にあわせてケージサイズを変えることが大切です。

最初から広いケージを使いたくなるかもしれませんが、ベビー期から90cmサイズのケージはおすすめできません

隠れ家が多くなることで、飼い主との接触が減り、人慣れしづらくなる可能性があります。

以下に、成長段階に応じたケージサイズの目安をまとめます。

  • 生後~半年(ベビー期):45cm程度のケージでOK
  • 生後半年~1年(ヤング期):60cmケージにサイズアップ
  • 1年以降(アダルト):最終的には90cm以上が理想

もちろん、個体差や環境に応じて多少の前後はあります。

重要なのは、狭すぎず広すぎず、飼育環境にストレスを与えないサイズを選ぶことです。

よく慣れた個体であれば、毎日部屋で遊ばせることもできるため、多少ケージが小さめでも問題はありません。

とはいえ、常に90cm前後のケージを用意できるのが理想です。

成長にあわせて柔軟に見直していきましょう。


フトアゴヒゲトカゲと他の人気爬虫類とのサイズ比較

フトアゴヒゲトカゲのサイズ感をより具体的にイメージしたい場合は、他の人気爬虫類と比較してみるのが効果的です。

以下に、飼育者の多い代表的な爬虫類とのサイズ比較を紹介します。

種類 / 全長の目安フトアゴとの比較ポイント
ヒョウモントカゲモドキ
約20~25cm
フトアゴの方が倍以上大きい。フトアゴは体も太く重みがある
クレステッドゲッコー
約20~25cm
同じく小型種で、フトアゴのほうが明らかに存在感がある
コーンスネーク
約100~150cm
長さはコーンスネークが勝るが、フトアゴのほうが太くてずんぐり。取り回しはフトアゴの方がしやすい
ボールパイソン
約100~150cm
長さと重さはボールパイソンの方が上。ただし、フトアゴの方が動きが活発で見た目にも親しみやすい
テグー(B&Wなど)
約100~140cm
テグーはフトアゴよりはるかに大型でパワフル。初心者には手に余るサイズ感

フトアゴヒゲトカゲの大きさは?【まとめ】

フトアゴヒゲトカゲは、最大で全長60cmに達する中型のトカゲです。

見た目のインパクトはありますが、扱いやすいサイズ感で初心者にも人気があります。

性別や個体差、飼育環境によって成長の度合いは変わりますが、おおむね1年ほどで成体サイズに到達します。

他の爬虫類と比べても、存在感と飼いやすさを兼ね備えたちょうど良いサイズといえるでしょう。

ケージは成長にあわせてサイズアップし、最終的には90cm以上の広さを確保するのが理想です。

よく慣れた個体なら、室内で自由に遊ばせてあげることも可能ですよ。

\ ついでにこれも読んでいけ。 /
いや、読んでくださいお願いします(土下座)

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