コーンスネークの白系モルフまとめ|スノーやブリザードの特徴と価格相場

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コーンスネークの魅力の一つが、カラーバリエーションの豊富さ。中でも「白系モルフ」は、神秘的で美しい見た目から高い人気を誇ります。

スノーやブリザードなど比較的手に入りやすい種類から、グレイシャーやパルメットといった希少モルフまで幅広く存在します。

本記事では、それぞれの白系モルフの特徴や価格相場、飼育時の注意点まで詳しくご紹介します。


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目次

コーンスネークの白系モルフとは?

「白いコーンスネークがほしい」と思っても、実はその“白さ”にはいくつかのバリエーションがあります。

完全な純白に近いもの、うっすらと模様が残るもの、成長とともに白さが際立ってくるものなど、見た目の印象はモルフによってさまざまです。

さらに、白く見える理由もモルフごとに異なります

たとえば「赤い色素が出ない」「黒い色素が出ない」といった特定の色素を持たないことで白っぽくなるモルフもあれば、3種類以上のモルフを組み合わせて純白に近づけた高難度なコンボモルフも存在します。

価格帯も幅広く、1万円台から手に入るお手ごろなモルフから、希少性が高く5万円以上で取引される高額モルフまであります。

作出が難しいモルフは虚弱体質であることも多く、飼育時には細やかな管理が必要なケースもあるため、見た目だけでなく飼いやすさや育て方も選ぶポイントになります。

この記事では、そんな白系モルフの中でも特に人気・注目度の高い種類をピックアップし、それぞれの特徴や価格、飼育時の注意点などを詳しくご紹介します。

コーンスネークの白系モルフ

コーンスネークの一番お手ごろモルフは「スノー」

コーンスネークのスノーは、黒い色素を持たない「アメラニスティック」と、赤い色素を持たない「アネリスティック」を掛け合わせて作出されるコンボモルフです。

ベースカラーが非常に淡く、名前の通り「雪」を思わせる白さが特徴です。

スノーは白系モルフの中でも比較的ポピュラーで、流通量が多く、価格も1万円~と手ごろです。

体質的にも安定しており、初心者が最初に迎える白系モルフとしても適しています。

ただし、模様が完全に消えるわけではなく、うっすらとブロッチ模様が残る個体が多いです。

また、首元や腹側に淡い黄色が発現することも一般的で、「完全な白」を期待しているとギャップを感じるかもしれません。

その一方で、模様の入り方や色味には個体差があり、「少しだけ色味があるほうが可愛い」と感じる飼育者も多く、実物を見て気に入った個体を選ぶ楽しみもあります。

純白のコーンスネーク「ブリザード」

コーンスネークの「ブリザード」とはアメラニスティックと、黒系色素を極限まで抑える「チャコール」を掛け合わせて作られたモルフです。

スノーよりさらに淡く、模様のない真っ白な外見に近づけられたモルフとして知られています。

ベビーの頃から模様が少なく、成長とともにより白さが増していくため、「純白に最も近い」といわれることもあります。

見た目の美しさと希少性のバランスから、価格はスノーよりやや高く、2万円~が目安です。

ただし、ブリザードはチャコール由来の特徴として、ベビーのサイズがやや小さく、成長初期には慎重な飼育が必要です。

温度や湿度の管理を丁寧に行い、消化に負担のかからない餌を選ぶことで、健康的に育てることができます。

また、光の加減によっては体表がやや透けて見えることがあり、それもブリザードの神秘的な魅力の一つといえるでしょう。

ブリザードの上を目指して「ホワイトアウト」

ブリザードに「ブラッドレッド」というモルフを掛けて得られるトリプルコンボモルフです。

ブラッドレッドはその名の通り真っ赤になるモルフですが、ブラッドレッドの遺伝子は「他の色を消して真っ赤にする」という作用が働くようです。

他の色が消えて真っ赤になるところに、ブリザードのもつ赤を消す作用が働くため、結果的に純白になります。

非常に完成度の高い白系モルフですが、ベビーサイズが小さい上に、ブラッドレッドの特徴で消化器系が弱く、丁寧な育成が必要です。

作出にも育成にも手がかかるので、販売価格は4万円近くします。

コーンスネークのホワイトアウトについて以下の記事で詳しく解説していますので是非参考にしてください。


至高の白系「グレイシャー」

スノーに「ラベンダー」というモルフを掛けたトリプルコンボモルフです。

ラベンダーは薄い紫色が発現し、その色合いで藤色とも表現されるとても美しいモルフですが、虚弱体質で流通量の少ないモルフです。

さらに、ラベンダーは雌雄で色が少し違うため、スノーとの組合せが難しいところでもあります。

ラベンダーを使うためグレイシャーの作出は難しく、ほとんど見かけることがありません。

もし売っているとすれば5~6万円くらいだと思いますが、相場を紹介できるほど流通していない、というのが実情です。

グレイシャーを探すよりも、自分でスノーとラベンダーから作ったほうが早いかもしれませんが、ラベンダーの虚弱体質に注意が必要です。

特に消化器系が弱く、温度が低かったり大きなものを無理に食べさせたりすると、すぐに吐きもどしてしまいます。

参考ツイート

黒目で純白の可能性「パルメット」

コーンスネークには白いシングルモルフであるはずの「リューシスティック」が存在しなかったのですが、最近流通したパルメットというモルフがリューシスティック系統であることがわかりました。

ただし、パルメットにはランダムに模様が発現する「パラドックス」という遺伝子が入っているため、基本的に純白になりません。

パルメットも非常に珍しい高額モルフなのでなかなか検証できませんが、パルメットのパラドックス部分を消すような組合せが見つかれば、黒目で純白のモルフが作れるかもしれません。

コーンスネークのパルメットについては以下の記事で詳しく解説していますので是非参考にしてください。


コーンスネークの白系モルフの選び方のポイント

白系モルフの中でも、どの種類を選べばいいのか迷う方も多いはずです。

そんなときは、見た目の美しさだけでなく、「飼育のしやすさ」と「価格帯」にも注目しましょう。

まず、初心者におすすめなのは「スノー」や「ブリザード」です。

比較的丈夫で流通量も多く、1万円台から入手できるため、手に入れやすいというメリットがあります。

模様や首元の発色に個体差があるので、実際に見て選ぶのが理想です。

一方、「ホワイトアウト」や「グレイシャー」などのトリプルコンボモルフは、体が弱く飼育難易度が上がります

価格も高めで希少性がありますが、そのぶん他のモルフにはない神秘的な見た目を楽しめます。

また、全体的に白系モルフはアルビノ系統の血が濃いため、光に敏感だったり、消化器系が弱かったりする傾向があります。

温度管理や餌のサイズに注意し、丁寧な飼育を心がけると安心です。

自分の飼育スタイルや経験値に合わせて、最適な白系モルフを選ぶと失敗が少なく、長く楽しむことができます。

コーンスネークの白系モルフ【まとめ】

コーンスネークの白系モルフは、美しさと希少性から多くのファンを魅了しています。

手に入りやすく飼育しやすいスノーやブリザードから、作出や育成が難しいホワイトアウトやグレイシャーまで、選択肢はさまざま。

どのモルフにも魅力があり、それぞれに合った飼育の工夫が求められます。

自分の飼育スタイルやこだわりに合ったモルフを選び、ぜひ理想の白蛇ライフを楽しんでください。

モルフ名が青色になっているモルフはクリックで詳細ページへリンクします。

コーンスネークの主要モルフの記事一覧

ノーマル

原種に近い姿。もっともベーシックなカラー。

アルビノ

黒い色素が消失。鮮やかな赤模様が特徴。

アネリスティック
黒い色素が消失。鮮やかな赤模様が特徴。

ブラッドレッド

真っ赤な体色を持つモルフ。迫力ある見た目が特徴。

オケティ

ノーマルに似ているが、ブロッチの縁取りが太くコントラストが強い。

ハイポ

色素が薄く、全体的に明るく柔らかい印象に。
ゴーストの構成要素。

キャラメル

茶色系の柔らかい色味で人気。

ラベンダー

紫がかった幻想的なカラー。

ゴースト

色味が淡く、やや灰色がかった上品な見た目。

バター

キャラメル×アルビノで作出。明るく黄色系。

テッセラ

特徴的な網目模様(ストライプ模様)が出る。

パルメット

白地に黒い斑点の美しい突然変異モルフ。

キャンディケイン

赤と白のはっきりしたコントラスト。派手で人気。

バブルガム

淡いピンク調で、緑の光沢が見える珍しい個体も。

ホワイトアウト

極限まで白さを追求したトリプルコンボモルフ。

白系モルフ

白系の人気モルフを比較紹介。

グレイシャー

スノー+ラベンダーなどの掛け合わせによる白系レアモルフ。

モルフ名が青色になっているモルフはクリックで詳細ページへリンクします。

\ ついでにこれも読んでいけ。 /
いや、読んでくださいお願いします(土下座)

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