グリーンイグアナのケージ|最適なサイズとは?自作ケージの作り方と注意点も解説

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グリーンイグアナを飼うなら、広々としたケージが欠かせません。

特にアダルト個体になると全長2m近くにもなるため、既製品ではサイズが合わないことも。そこで注目されているのが「自作ケージ」です。

この記事では、グリーンイグアナに適したケージのサイズ、自作ケージの作り方や注意点を詳しく解説します。

自分だけの理想のケージを作りたい方はぜひ参考にしてください。


グリーンイグアナの飼育方法まとめ

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目次

グリーンイグアナのケージのサイズについて

グリーンイグアナのケージの最適なサイズは?

グリーンイグアナはベビーの時は手乗りが出来るかわいいサイズですが、アダルトになると全長2m程度と大型に成長します。

最終的にはグリーンイグアナは放し飼いになるかとは思いますが、飼い主が仕事や用事で出かけている最中にはどうしてもケージが必要になります。

初めのころは90㎝サイズの爬虫類用ケージでも十分ですが、生後1年もすると1m程度まで成長するため、初めからアダルトでも使用できるサイズのケージを用意される方が良いかと思います。

そのため、幅90㎝以上、奥行き60㎝以上、高さ1.5m程度のケージが必要になります。

成長段階ごとのケージサイズ目安

グリーンイグアナは成長速度が早く、ベビーからアダルトまでの各段階で必要となるケージサイズが大きく変わってきます。

目安としては以下の通りです。

  • ベビー期(〜半年)
    全長30〜50cmほど。
    幅60cm × 奥行き45cm × 高さ60cm 程度のケージで対応可能ですが、成長を見越してもう少し広めでもOKです。

  • ヤング期(半年〜1年)
    全長80〜100cmほど。
    幅90cm × 奥行き60cm × 高さ90cm 以上のケージが望ましいです。
    ※このあたりから木登り用の棚やステージが必要になります。

  • アダルト期(1歳以降)
    全長150〜200cmほど。
    ⇒ 幅90cm以上 × 奥行き60cm以上 × 高さ150cm以上は必須レベル。
    ※最終的には部屋全体をケージ化する「イグアナ部屋」にする方も少なくありません。

なお、最初からアダルトサイズのケージを用意してしまうのも一つの手ですが、ベビーのうちは広すぎる空間が落ち着かずストレスになることもあるため、成長に応じてケージをサイズアップしていくのが理想です。

グリーンイグアナのケージを自作

SNSを見ていると、よく自作のケージを作っている写真や動画などが出てきますよね。

これはグリーンイグアナだけでなく、爬虫類全般に言えることだと思います。

では、ケージを自作するメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

ケージを自作するメリット

・スペースに応じたケージが作れる
・コスパが良い
・気密性が高まり、段熱効率が上がる
・レイアウトが好みに出来るし、塗装も可能
・湿度が保ちやすい

自作ケージの1番のメリットはスペースに応じたケージが作れることと、コスパが良いことだと思います。

既製品のケージだとサイズも決まっていますし、グリーンイグアナのアダルトであれば植物用のガラス温室クラスが必要ですので、その値段は10万円前後になり、とても高価になります。

一方、木材で自作をするのであれば、サイズをお店の人に伝えれば綺麗に切ってくれますので微妙なサイズにも対応が出来ますし、何より植物用のガラス温室を購入するコストに比べるととても安価に作ることが出来ます。

また、木材でつくることでグリーンイグアナにとって最適な温度や湿度を保ちやすくなりますので、飼育もしやすくなるかと思います。

ケージを自作するデメリット

・作るのに手間がかかる
・既製品に比べると強度が落ちる
・木材を使用すると腐食や歪みが出てくる
・製作するスペースが必要

慣れている方であれば手早く作ることが出来るかもしれませんが、慣れない方は製作に時間がかかるかと思います。

筆者は以前フトアゴヒゲトカゲのケージを作ろうとしたことがありますが、1ヶ月以上かかって出来上がったものはスキマだらけのケージとして全く使えないものでした(笑)

強度や腐食などのデメリットをあげていますが、それに対しての対応を早期にしておけば防げるデメリットかと思います。

ケージを自作する手順と自作ケージの注意点は?

木製ケージを自作する手順

それでは、木製ケージを自作する具体的な手順をご説明しておきます。

①設計図を書く。
②ガラスやアクリル板が必要であれば発注する。
③木材を購入する。必要であればお店の人に切ってもらう。
④組み立てる

設計図を書く際には、なるべく細かく書いた方が良いかと思います。
筆者はこの設計図の時点で、板厚を計算するのを忘れていたためスキマだらけのケージが出来上がりましたので、板厚には十分に気を付けてください!

DIYが得意な方が身近にいるのであれば、一緒に考えてもらうと失敗も少ないと思います。

ガラスや、耐久性のある厚さのアクリル板はインターネットで発注することが出来ます。サイトによって値段が変わるので、いろいろなサイトを見てみた方が良いと思います。

自作ケージの注意点

自作ケージの注意点としては、1番に脱走が出来ないようにすること!

爬虫類を飼育する上で、脱走させることはタブーです。

隙間がないか、コード用に開けた穴から生体が出ることが出来ないか、しっかりと注意しましょう。

グリーンイグアナはテールアタックと呼ばれる尻尾を叩きつける攻撃行動をとることがありますので、割れて個体がケガをしないようにガラスやアクリル板の厚さは厚めにしたほうが良いかと思います。

個体がケガをしないように、木材の角などには必ずヤスリをかけてあげてください。

また、グリーンイグアナは木に登る習性があるので、縦長のケージにしてあげましょう。

ところどころにグリーンイグアナが乗ることが出来る台などを付けてあげると、グリーンイグアナ自体が好きな場所を選んで移動することが出来ます。

グリーンイグアナのケージのサイズは?【まとめ】

グリーンイグアナのケージは、アダルトになると非常に広いスペースが必要になります。

既製品では対応が難しいこともありますが、自作ならサイズもレイアウトも自由自在です。

多少の手間はかかりますが、うまく設計すればコストを抑えて快適な飼育環境が整えられます。

脱走防止や安全対策をしっかりと行いながら、ぜひオリジナルのケージ作りにチャレンジしてみてください。

\ ついでにこれも読んでいけ。 /
いや、読んでくださいお願いします(土下座)

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