【図説】グリーンイグアナのオスメスの7つの見分け方|性別の違いや発情期の特徴も解説!

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グリーンイグアナは見た目では性別が分かりづらい爬虫類のひとつですが、よく観察するとオスとメスにはいくつかの特徴的な違いがあります。

特に発情期になると行動にも差が表れるため、性別を把握しておくことは安全な飼育のためにも大切です。

本記事では、グリーンイグアナのオスメスの見分け方や性別による違い、発情期の注意点について詳しく解説します。


グリーンイグアナの飼育方法まとめ

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目次

グリーンイグアナのオスメス性別による違いや7つの見分け方は?

グリーンイグアナは性別によって見た目の違いが出てきます。

ここでは、見た目の違いや見分け方の代表的なものをご説明していきますね。

体の大きさ

グリーンイグアナはメスよりもオスのほうが体がやや大きくなる傾向があります。

しかし、成長速度は個体差がありメスでも大柄の子もいるので、ぱっと見の違いはあまり感じません。

体の色

成長につれてオスは体色がオレンジがかってくることが多く、メスは緑色のままか暗褐色がかっていく傾向があります。

鼓膜下大型鱗

グリーンイグアナには、ほほの部分に特徴的な丸いウロコのようなものがありますよね。

これのことを鼓膜下大型鱗と呼びます。

オスはメスに比べてこの鼓膜下大型鱗が膨らんでいるため、正面からみるとほっぺたがふっくらして見えます。

後頭部のこぶ

オスは後頭部の部分に2つのこぶのようなものが見られることがあります。

メスにはないか、あっても目立ちません。

デューラップ

グリーンイグアナの特徴の1つとして、デューラップと呼ばれるのどの部分の皮膚のたるみがありますよね。

オスとメスでは、オスのほうがデューラップが大きくなります

大腿孔

オスは太もものところに大腿孔と呼ばれるフェロモンを分泌する孔列があります。

メスは大腿孔がオスに比べて小さいか、ほとんど見えることがありません。

オスの発情期の行動

グリーンイグアナはだいたい生後1.5~3年で性成熟を迎え、年に1回ほど発情期がきます。

オスの場合は体の色のオレンジ色が強くなり、鼓膜下大型鱗が膨らみます。

さらに、オスはメスに比べて攻撃的になりやすいと言われています。

一方メスは攻撃的にはならないと言われていますが、お腹の下の部分が膨らみ、交配をしていなくても無精卵を抱卵することがあります。

性成熟前のグリーンイグアナの性別はいつ分かる?

グリーンイグアナの性別は、生後1.5〜3年で性成熟を迎えるころにはっきりとした外見上の違いが現れてきます。

しかし、それ以前のベビー〜ヤング期の段階では、外見からの性別判別は非常に難しいのが実情です。

ペットショップなどで販売されている個体は、まだ性成熟前であることがほとんど。

そのため、「オス・メスどちらですか?」と尋ねても、「性別不明」や「確定はできません」と言われるケースが一般的です。

ヤング個体でも、鼓膜下大型鱗や大腿孔の発達具合、顔つきや体色などの微妙な差異から推測できることもありますが、あくまで“推測”の範囲でしかなく、確定的ではありません。

確実に性別を知りたい場合は、レントゲン検査でヘミペニスの有無を確認するなど、専門的な方法が必要になります。ただし、個体への負担もあるため、一般的な家庭でそこまでするケースは少ないです。

そのため、オス・メスの性別が確定するまでは、どちらの性でも対応できる飼育環境を整えておくことが、イグアナ飼育の基本と言えるでしょう。

グリーンイグアナの発情期の特徴は?

グリーンイグアナのオスは攻撃的になると言われていますが、発情期にオスとメス共通してみられる特徴について説明していきます。

拒食

発情期のグリーンイグアナは拒食する場合が多いようです。

中には多少餌を食べることもありますが、ほとんどのグリーンイグアナは完全に拒食してしまう傾向にあります。

攻撃的になる

上でも説明しましたが、オスのグリーンイグアナは発情期を迎えると縄張り意識が強くなりますので、グリーンイグアナの近くに行くと追いかけられたり、攻撃されることがあります。

攻撃的になりますので、ホビングなどの威嚇行動も頻繁にするようになります。

参考動画
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